外国人部下を一瞬でじぶんの「ファン」にしてしまう
ノンバーバルコミュニケーションにこだわる
国際ビジネスコミュニケーショントレーナーの平松克理です。
「辛いのはみんな一緒だ!
気合でいけ!気持ちで走れ!」
すでに気合、気持ち十分で力走する
選手にむかってマイク越しにいう
その言葉、アドバイスに、
「いままでお疲れ様でした。
どうぞご勇退ください!」
駒大OBとして、
ホンキでそう言いたいです。
おおやぎ監督の実績は
ホントすばらしいです。
わたしもなんども感動させられました。
おおやぎ監督の能力は
まったく疑う余地はないのですが、
もはや、
時代、世代が変わることで、
いまの選手には響きません。
人間は「変化」についていけない限り、
能力には「有効期限」があるみたいです。
「選手をつよくするのはじぶんだ!」
なんて考えてませんか?
「つよくなりたい!」
「1秒でもはやく走りたい!」
それは選手自身の「意思」と「覚悟」です。
監督はそれを全力で承認し、応援する
それしかできないのではないでしょうか?
「おまえは山の神じゃなく、
湘南の神だぞ!」
青山学院の監督がマイク越しに
選手にかけた言葉です。
もはや、
指導なんか意味がありません。
選手ひとりひとりが、
「なんと声をかけられたら
より力を発揮できるか?」
それのみを考え、
承認と応援あるのみだと思うんです。
これは、
企業の職場にもあてはまります。
「上司」がいつまでも監督ヅラし、
「教えてやろう」
なんて思っていたら、
部下はいつまでたっても
チカラをつけないし、
発揮できないと思います。
おおやぎ監督、
もし、あなたが監督を続行するならば、
「リーダーシップ」
なんて忘れて、
「リレーションシップ(関係性)」
そこから始めてください。
選手があなたのことを、
「カメラのまえでチャカす」
それぐらいの関係性をつくってください。
共に勝利をめざすメンバー、チーム内に
「上下」なんてあるのはおかしい!
ひとりの人間としての、
「対等」「尊重」があるだけです。
全国サッカー大会をみました。
1年生のフォワードが先輩たちに、
「ここにボールをくれ~!」
「先輩」だからと縮こまるのではなく、
堂々とそう大声で要求してました。
だから、
こういうチームは全国に来れるんだ
つよくそう思いました。
本日は最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
みなさん、あけましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます!!