~人生の壁の破壊者(デストロイヤー) カツヤ~【あなたの魂に火をつけたい人が綴る 己の高め方BLOG】 -2ページ目




人生の壁の破壊者(デストロイヤー)、カツヤです!


僕の新たな目標がひとつ増えました。
それは、岩波文庫の本を全て読破することでありますッ!!


去年読んだドストエフスキーの『罪と罰』が凄い衝撃で深く魂に刻み込まれてしまい、ふと発行所を見たら岩波書店であったことがきっかけとなって、そこから発行されている本を読んでいるうちに目標設定へと至ったわけなのですが、調べてみると絶版も中にはあるそうなので、完全読破の形は難しいみたいですが、それでもザッと5000冊はあるそうですッ!!
岩波書店の歴史もそりゃぁ長いですからね。
しかし、燃えてきた(笑)



ここ最近は古典や哲学の本を主に読んでいます。
今読んでいるのは、ルソー『社会契約論』と鈴木大拙『日本的霊性』です。
一度読んだだけではよくわかりません(笑)



本は幼い頃から親しみがありました。
母が読書家だったので、たくさんお下がりをもらって読んでいましたね。
松本清張作品や、海外の小説、詩集、そして何故か辞書を何度も何度も読んでいました(笑)

小学生になって、当時の担任のすすめでエジソンの伝記と出会い、そこから一気に伝記から歴史への興味が加速し、その加速の果てに約2年かけて小学校の図書室の本を全て読破してしまうというおバカな伝説もつくりました(笑)


僕の個性を一番最初につくりあげてくれたのは間違いなく本と映画です。



間違いなく読書は個性を築きあげることに繋がります。
自分の顔をつくりあげることができます。


本は、問いを与えてくれます。
生、自己に対する疑問や、人生で何を考えれば良いのかということ、何にぶつかっていけば良いのかということ、

著者の言葉を咀嚼し、考えて考えて、行動し、もがき苦しみ、のたうちまわり、それがやがて知恵となり、自分の言葉となる。



日々いろんな事で悩み苦しむ僕たちはこれからも本を読むと良いでしょう。



即ち、人生の壁を破壊(デストロイ)する為に必要なのは読書であります。






“人の一生の履歴は、幼時と老後とを除けば、率ね四 五十年に過ぎず。 その聞見する所は、殆ど一史だに足らず。 故に宜しく歴代の史書を読むべし。 上下数千年の事迹、羅ねて胸臆に在らば、亦快たらざらんや。 眼を著くる処は、最も人情事変の上に在れ。”(佐藤一斎 著【言志四録】より)


[訳文]

『人の一生を見ると、幼年時代と老後の時間を差し引けば、大体四、五十年に過ぎない。 その間に見聞する所は、ほとんど歴史の一部にも及ばない。 だから、過去の事跡を書いた歴史の書を読むことが大切である。 これによって、古より今に至る上下数千年の事跡が自分の胸中に備わることになり、これほど痛快なことはないではないか。その史書を読む時に大切なのは、最も人心の動きと事件の変化具合である。』



“万変に応ずることの出来る一心を、平生において養っておく。 そういう心を養う学問・求道が、今のわれわれにとって最も大切である。 そのためにはますます学ばなければならないが、世間の紛々たるイデオロギーなどというたわいもないものではしようがなく、歴史とそれを織りなしてきた人物・学問を学ばなければいけない。”

(安岡正篤 著【三国志と人間学】より)