今回は、以前から書いていた「RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる」のレビューの続きです。

 

「RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる」レビュー~GRITとの対立軸

「RANGE(レンジ)」レビュー②~「ゆっくり専門を決める」ことが、「成功のカギ?」

「RANGE(レンジ)」レビュー③~ゴッホの迷走と夏目漱石の憂鬱

 

これまで書いてきた記事の中で、「RANGE」の考え方は、近年流行していた「GRIT」と対立する(厳密には、この二つの考え方は、必ずしも対立するわけではないのですが)考えであると説明してきたのですが、今回は、「RANGE」の事例の一つとして面白いなーと思ったので、YouTubeの「チャンネルがーどまん」の事例を取り上げてみたいと思います。

 

↓見て欲しいのが、こちらの動画なのですが・・・

 

 

今回、取り上げるのは、8:59~のシーンです。

 

 

まあ、コレは一種のギャグなんですけど、「RANGE」やらピボットやらについて考える上では参考になるかなー、と。。。

 

もちろん、高校を辞めて、YouTubeで一発当てれる人間なんて、ごく少数ですし、その中でも、継続して成功できる人間なんて、さらに一握りなのですが、間違いなく、こういう感じで、一つの道を諦めて、別の道で成功する人間はいるわけです。

 

それから、個人的な見解なのですが、がーどまんさんが、ラップの即興バトルなんやってるのも、トークに生かされているのかなと思ったりします。

 

なんとなくMY君とアドリブでトークを繰り広げる感覚と、ラップのバトルで、言葉の応酬をするのは、感覚的に近いものがあるのかなと思うんですね。まあ、ラップなんてやったことないので分からないですが・・・w

 

ただ、まあここから何か確定的な教訓が導き出せるわけでもないのですけど、「RANGE」にしても「GRIT」にしても、現実には、どこで頑張って、どこで方向転換するかという見極めが重要なので、一概に、「これが正しい」と断言することはできないのですね。

 

一人一人が、違った適正を持って、違った人生を歩んでいる以上、正しい選択は、人それぞれ違うわけです。「RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる」の冒頭で、タイガー・ウッズとロジャー・フェデラーという違ったタイプの成功者の紹介がなされたのはそのためなんですね。

 

なので、アレコレ方向転換を繰り返して、批判される人間もいれば、客観的に観て、成功の見込みのない事業にしがみついて批判される人間もいる。それで、まあ結果として、成功したり、大失敗したり、うだつの上がらないままうだうだと人生の大半の時間を浪費したりするわけです。

 

結局、何が言いたいんだか?って感じの内容になってしまいましたが、好きなユーチューバーの動画を観て、思ったことをつらつらと書いてみました。