【U-23アジアカップ】日本代表、パリ五輪出場権獲得に王手_山田楓喜が先制ゴール | ビートニク酒場

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■U-23カタール2-4 U-23日本@ジャシム ビン ハマド スタジアム

 

ノックアウトステージ進出が決定しての韓国戦は0-1で敗れました。U-23の課題は、決定力不足。細谷真大、佐藤恵允にこの試合ではチャンスが訪れましたが、得点を決め切ることは出来ませんでした。セットプレーで失点はしたものの守備は高いパフォーマンスで危なげありませんでした。攻撃陣がそれに応えることが出来るか。

 

U-23カタール戦スタメン。

ターンオーバーだった韓国戦から高井以外の10人を変更。ヴェルディ関連では、山田楓喜、山本理仁、藤田譲瑠チマはスタメンスタートになりました。

 

結果は4-2で勝利しました!

 

山田楓喜!スペシャル過ぎる選手になりました。完全アウェイの雰囲気の中、右サイドの高い位置で相手DFの中途半端なバックパスをインターセプト。黄金の左足を振りぬき先制ゴール。相手GKは反応できていませんでした。前半2分での得点は最終予選では歴代最速弾だそうです。

 

山田楓喜は、今季はヴェルディでわずか6試合で3得点。京都の生え抜きの選手ですが、昨年は17試合でわずか1得点。ヴェルディで、完全に才能が開花しました。ヴェルディにはレンタル移籍ですが、この後どうなってしまうのか。もう世界に見つかってしまったと思うので、さらにスペシャルな選手になっていくのではないかと思います。ただ少なくとも今季はヴェルディに在籍をして、J1残留に貢献をして頂きたいと思います。

 

山田楓喜は後半のアディショナルタイムに交代。両チーム得点を奪えずに2-2で延長戦に入りました。試合を決めたのは細谷真大。今大会無得点で、この試合でも好機を逃していたエースが延長前半11分にゴールを決めて疲れが見えていたカタールに立ち直ることが出来ないダメージを与えました。J1で見ていても、細谷選手はすごい選手。細谷にボールが収まれば、スピードがあるし、何より身体が強いのでプレッシャーにも倒れない。完璧なストライカータイプで、これから調子を戻してほしいです。

 

この試合は、10人の相手に守備を固められて苦しかったものの、最後には決める人が決めて勝ち切ることが出来ました。得点力不足という不安材料も払しょくできたし、パリオリンピック出場への道が広がりました。