■U-23カタール2-4 U-23日本@ジャシム ビン ハマド スタジアム
ノックアウトステージ進出が決定しての韓国戦は0-1で敗れました。U-23の課題は、決定力不足。細谷真大、佐藤恵允にこの試合ではチャンスが訪れましたが、得点を決め切ることは出来ませんでした。セットプレーで失点はしたものの守備は高いパフォーマンスで危なげありませんでした。攻撃陣がそれに応えることが出来るか。
U-23カタール戦スタメン。
結果は4-2で勝利しました!
山田楓喜!スペシャル過ぎる選手になりました。完全アウェイの雰囲気の中、右サイドの高い位置で相手DFの中途半端なバックパスをインターセプト。黄金の左足を振りぬき先制ゴール。相手GKは反応できていませんでした。前半2分での得点は最終予選では歴代最速弾だそうです。
#山田楓喜⚽️#U23日本代表🇯🇵#AFCU23 #QATvJPN https://t.co/1PJUmLY8lY pic.twitter.com/Qtl1rc7PFo
— #アジアカップ 公式 (@afcasiancup_jp) April 25, 2024
山田楓喜は、今季はヴェルディでわずか6試合で3得点。京都の生え抜きの選手ですが、昨年は17試合でわずか1得点。ヴェルディで、完全に才能が開花しました。ヴェルディにはレンタル移籍ですが、この後どうなってしまうのか。もう世界に見つかってしまったと思うので、さらにスペシャルな選手になっていくのではないかと思います。ただ少なくとも今季はヴェルディに在籍をして、J1残留に貢献をして頂きたいと思います。
山田楓喜は後半のアディショナルタイムに交代。両チーム得点を奪えずに2-2で延長戦に入りました。試合を決めたのは細谷真大。今大会無得点で、この試合でも好機を逃していたエースが延長前半11分にゴールを決めて疲れが見えていたカタールに立ち直ることが出来ないダメージを与えました。J1で見ていても、細谷選手はすごい選手。細谷にボールが収まれば、スピードがあるし、何より身体が強いのでプレッシャーにも倒れない。完璧なストライカータイプで、これから調子を戻してほしいです。
この試合は、10人の相手に守備を固められて苦しかったものの、最後には決める人が決めて勝ち切ることが出来ました。得点力不足という不安材料も払しょくできたし、パリオリンピック出場への道が広がりました。