岩絵の具の色に
「松葉緑青」=「マツバロクショウ」
という緑があります
これは宝石のマラカイト=孔雀石を
砕いて作られた顔料で
孔雀の羽の濃い深い緑の色を
イメージさせる色です
かつて絵画などに使われた
数少ない天然の顔料素材である
マラカイトはもう国内では
ほとんど採取することは出来ません
顔料は一つの鉱物から
様々な濃さの色が採れますが
マラカイトの中でも
一番薄い色を
「白緑」=「ビャクロク」
と言いました
何と麗しい呼び名でしょう
暑い季節には
見ているだけでも
涼を届けてくれる色ですね
今日の1日一製品製作は
グリーンクオーツと
オニキスのネックレス
若竹のような清々しい首飾りです
淡いグリーンの爽やかさ
光にきらめく新緑の氷
黒いオニキスを入れる事で引き締まり
ペールグリーンもブラックも
両方すっきり見えるよう
分量調整をしています
天然石は樹脂と異なり
熱伝導が良いので
着けるとひんやり感じます
今日のような蒸し暑い日には
見る人も、つけている人も
涼しさを覚える
クオーツ系ジュエリー
おすすめです