グループNCTのドヨン(28)がソロ歌手として新たな挑戦をした。

NCT、NCT 127、NCT Do Jae-jeongなどのチーム活動をはじめ、数々のOST、

コラボ曲など、様々な形で比類なき歌唱力と卓越した感性を発揮し、

ソロアーティストとして自身の音楽を披露する決意を表明した。

 

22日にリリースされたドヨンの1stソロアルバム「YOUTH」には、

青春の波から湧き上がるさまざまな感情が込められている。

青年期に最も素直に歌える貴重な瞬間の物語が飾り気なく語られ、

ドヨンの声と感情が詰まっている。

 

ソロデビューの感想を聞かれると、ドヨンは、

「一人で曲を出すのは重かったので、かなり先延ばしにしていました。

活動するうちに「もう曲を弾ける状態ではない」と思い、ソリストとして出てきました。

1曲で発表しなきゃいけないアルバムだから負担だけど、今幸せじゃなかったら、

いつ幸せになれるんだろうって思って、一生懸命準備したんだ」

 

アルバム名に馴染みがなかったかと聞かれると、ドヨンは、

「ソロをリリースする時、音楽が一番大事だった。

A&Rチームと話しているうちに、泡という言葉が出てきた。

日常的に使う言葉ではないので、その希少性が気に入りました。

また、一瞬で現れては消えるという性質が、

このアルバムで伝えたいストーリーに合っていると思いました」

 

続けて、

「青春というキーワードを選んでアルバムを作ろうと思ったのは久しぶりです。

好きなバンドの音楽といえば、自然と『青春』というキーワードが思い浮かぶので、

このアルバムに取り入れようと思いました」

と語り、

「このアルバムを通して、『青春って何?』というよりは、一人一人が考える青春の、

大小の出来事が生み出す美しい結果について語りたかった」

と語っている。

 

 

ドヨンは、バンド曲からR&B、バラードまで、さまざまなジャンルの10曲を収録した、

「Foam of Youth」をミニアルバムやフルアルバムとして定義しなかった。

理由を聞くと、

「会社に相談したところ、頑固な一面がなかったわけではないようです」

とのこと。

「私は9年間歌手をやっていますが、始めることの大切さについて多くのことを学びました。

何かの始まりだったので、丁寧にやろうと思いました。

その間、ミニアルバムやフルアルバムをリリースしてきましたが、

アルバムサイズを分けて良い曲を録音できなかったこともありました。

それで、ドヨンの1st、2nd、3rdのアルバムを定義せずに『ドヨンの1stアルバム』を、

リリースすることにしたので、『ドヨンの1st Album』をリリースすることにしたんだ」

 

ドヨンのソロデビュー曲「Little Light」はギターリフが強いバンド曲。

私の小さな光が、誰かの役に立てる一筋の光になれたらいいなという、

願いを込めた歌詞は、ドヨン自身も、この曲を聴くすべての人に勇気を与えてくれる。

 

NCTとして活動し、華麗な姿を見せているドヨンは、

「Firefly」で爽やかなボーカルでバンドのサウンドに乗せて話題を呼んだ。

これまでのNCTのイメージとは明らかに異なる音楽を届けることに、

不安やプレッシャーはありましたか?

 

これについてドヨンは、

「グループとしてのNCTのイメージを考えると、真っ先に思い浮かぶのは、

テヨンやマークのようなゴージャスでネオネオなビジュアルだと思う。

NCTで最初に思い浮かぶイメージは自分ではないという客観的な結論に達しました。

だから、NCTとは違う音楽をやっても貢献できないと思ったんです」

 

 

立派な援軍が忘れられなかった。

このアルバムの収録曲「Time Machine」には、テヨンとNCTのマークが参加しています。

「Time Machine」は、別れに悩む恋人たちのさまざまな感情を描いた、

ミディアムテンポのポップバラード曲。

 

ドヨンはテヨンとマークの参加について、

「会社のA&Rチームから『このアルバムの方向性は?』と聞かれたとき、

どんな方向性で考えているのかな?」

と語りました。 

「たくさんの曲を出したいし、いい曲も出したいけど、描きたい曲が1曲ある」

と言ったら、テヨンと一緒に歌うことになったんです。

あと、ラッパーのマークが歌う音色が好きなので、

魅力的な音色のアーティストと一緒に歌いたいと思い、お願いしました」

 

特にテヨンとの共演を振り返り、

「テヨンとの共演に"感銘を受けた"と"感心した"。

最初は気をつけてほしいと頼んだが、曲を聴いて『大好きだな』と思った。

やってみよう」僕にとっても低音の曲なので、テヨンにとっては、

難しい曲ではなかったと思いますが、彼は私よりも頑張ってレコーディングしてくれました。

レコーディングが終わってからも、彼は、

『聴いてみて、何かを変えたいと思ったら、いつでも話していいよ』

と言ってくれたんです」

 

このアルバムでドヨンはソロアーティストとしての第一歩を踏み出した。

今後どんな曲をやりたいかと聞かれると、

「きっとナチュラルな音楽をやると思います。

バンドセッションとして実装してもぎこちない音楽を届けたい。

自分の人生に不公平なものを作らないように心がけていますし、

誠実な行動と音楽が全てを乗り越えるという考えで生きています。

そういう気持ちでこれからもアルバムを出し続けていきたいです」