『パン屋のヤコブ ~複雑な世の中のための心やさしい哲学』
シーツ
ストーブ
黒パン
チーズ
角砂糖
熱い紅茶
寒空の中、暖炉の暖かさを見つけたようなその世界観に最初の一文で引き込まれた。
キリスト教の保育園に通っていたことも関係あるだろう。
表紙のようにまあるくやさしい本。
どこかの古本屋で買った。
著書は作家、詩人、哲学者、学者、そしてベーグル製造会社の設立者で経営者のNoah benSheaさん。
翻訳は素敵な和訳だと思ったらデーブ・スペクターさん。
素敵な物語と素敵な日本語をありがとう。
~子供になにを言えばいいとか、
悲しみにどう立ち向かったらいいのとか、
村人たちは興味津々、
息せききってざわめきながらヤコブのもとに押しかけた。~
パン屋のヤコブ―複雑な世の中のための心やさしい哲学 (こころのクスリ)