みなさんおはようございます。
KDC院長のカネダです(=゚ω゚)ノ
最近治療をしていてよくあるのですが、
当院では、最近まで他院で治療をしていたのに
転院して来られる方が少なくありません
理由をそれとなく聞くと、
「 説明が不十分 」
「 説明を聞いても理解できない 」
「 治療を受けても良くならない 」
などなど、色々な理由があります。
まあ、共通して言えるのは、
医師と患者さんとの信頼関係が得られなかった。
ということのように思えます
最近では、患者様の知識が
以前よりかなり向上していると思います。
もちろん、それだからというわけではありませんが、
治療を行う前にはしっかりと説明しなければなりません
私が歯学生の頃、
EBM (Evidence based medicine)
いわゆる「 根拠に基づいた治療 」
という概念を習いました。
科学的な根拠のある治療を行うという考えですね。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
まだあまり根拠が確立されていない治療も沢山あるのです
治療を行うにあたって、診断の根拠は何か、
治療方針の根拠は何か。
その辺を患者様が理解し、納得できるか否かは
患者様との信頼関係を築くために
非常に重要です
当たり前ですよね
自分の歯を治療する前に、
自分の歯がどうなっているのか、
それに対してどういう治療をするのか、
治療したらどういう良いことがあり、
どういう悪いことがあるのか、
治療しなかったらどうなるのか。
なぜそう言えるのか
説明をしていると、
無反応な方もいらっしゃいます。
「 難しい話で理解しにくいのかなあ 」 とか
「 あまり、説明は求めてらっしゃらないのかなあ 」
とか、思うこともあります
でも私は必ずきっちり説明するようにしています。
相手がどんなリアクションであってもです
おかげさまで、治療後の感想として
「 説明がしっかりしていてよかった 」
「 わかりやすく丁寧に説明をしてくれた 」
などと言ったご意見をいただくことも多く、
これからも頑張って説明しようと思うモチベーションになっています
ただ!
このEBM という概念は時として非常に危険です
EBM = 根拠に基づく医療
がなぜ危険なのかというと・・・・
今日は話が長くなりましたので、
また次回お話しさせていただきます m(_ _)m
<続く>
それではまた