ケダマのシェルターには猫専用の施設はありませんが
TNRの手術前後や、事情があってやってきた猫の為の
ちょっとした待機場所があります。
（条件あり・引き取り飼育はしておりません)
慣れない場所
知らない人の声と
外から聞こえる沢山の犬の鳴き声
これから何をされるかも分からない状況で
どの子も怯えて縮こまります。
だけどちょっとだけ我慢して。
手術が済んでしばらくしたら
元の場所に戻してくれてそっと見守ってくれる人がいるから。
そして、一代限りの生涯を送ることができるから。
U様より
ここに来ることが出来る猫さんは
その猫さんに出会った人間が
お家の子にすることはできないけれど、せめてもと
手術の為に、お金も手間も暇もかけてくれたからです。
N様より
その気持と頑張りと
協力してくださる獣医師さんの援助と手助けがあり
ケダマメンバーがお手伝いをしています。
稀にリリースされず、里親募集されることもあったりします。
シャムミックスのシャロンちゃんは
家猫になりニャーちゃんになりました。
リリースか里親募集か状況次第ですが
この場所に来た子の共通は「耳先カット」。
周南市、光市、下松市、柳井市、岩国市に
そんな耳先カットの猫さんがちょっとずつ増えています。
耳先カットは、可哀想とか虐待と勘違いされることもあるけれど
今のところ、リリースした後も確認出来る
一番ベストだと思われる手術済み猫さんの「証」です。
K様より
リリース後は、ご飯やトイレのお世話も大切です。
世の中には、猫好きさんもいれば、そうでない方も
興味のない方もいますから、どなたも気持ちよく過ごせるように
なるべく近隣に迷惑をかけないようにしたいですよね。
TNRをし、ご近所と自治会長さんと行政さんへのお知らせに
チラシを作成されたご夫婦もいらっしゃいます。
N様より
「チラシを配って気がついたのですが
理解を示してくださるご近所さんは、想像していたよりも多かった
近所のおじいさんには猫トイレを作っていただいたようです。」
怖い思いをし、じっと耐え
一代限りの命と、その子に関わる人間がいる証
それが耳先カットです。
耳先カット猫をお見かけの際は
そういう子かもと、優しく見守っていただけますよう
お願いいたします。
投稿：猫ポー
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