VUCAの時代と言われ、3年先ですらどうなるか分からないという状況です
そんな中でも、リーダーはチームの未来を示すことが求められます
ところが、未来の事なんて誰も分からないし、「こうなるんだ」と言っても本当にそれが実現できるかなんて証明も出来ないので、「ほんとにそんなこと出来るんですか?」と聞かれると、「ん~~~、分からんけど、なるんだよ」と苦し紛れに答えてしまい説得力が欠けてしまいます
だからこそ大切になってくるのが、
「リーダーとしての想い」
です
「本気で」どうなりたいか?それも、具体的になるまで自分の想いを描いていくことが必要です
でも、未来の姿と言ってもどう考えればいいのか?
ビジョンを考える3つの要素です
①有意義な目的
そもそも、我がチームは何のために存在しているのか?
使命は何か?
世の中に対して、どんな役立ちをしたいのか?
をトコトン考えるところがスタートです
ここが明確になってくると、メンバーの求心力が高まってきます
②明確な価値観(行動指針)
その目的を成し遂げるために、我がチームで大切にしたい価値観は何か?
どういう行動を大切にしたいか?
リーダー自身の価値観が影響してくる部分です
ここを示すことで、組織文化が作られます
③未来イメージ
どういう姿になっていたいか?
ぼんやりとした姿ではなく、具体的に描くことです
〇年先の、目的を成し遂げている状態とは、どんな状態なのか?
数字に出来ることは数字で表現する
市場の中では、どんな影響力を発信していて
組織の中では、どんな規模でどんな働きぶりをしていて、
1人1人としては、どんな充実感を得ていて…
など、様々な観点で、我がチームの未来の姿を描くことです
ビジョンを考えるとなると、③だけで考えてしまって、なかなか具体的に描けず悩んでしまう事があります
ビジョンは「到達点」ではなく、「方向性」(状況)と考えると、どんな大きな目的(志)があるのか、どんな価値観を大切にしたいかというリーダーとしての想いの部分も明確にしていくことで、具体的な姿が描けていけるようになります
そう考えると、リーダー自身の個性が表れてくるとも言えます
そもそも、私自身は今の仕事を通して、どんな志を持っているのか?
何を大切に仕事をしているのか?仕事で拘っていることは何か?
こんなことを自分に問いかけてみることから始めてみませんか?