トスカーナの田舎暮らしと猛暑のイタリア

みなさまこんにちは。

今日もこのブログにお立ち寄りくださってありがとうございます。

少し前から暑いミラノを飛び出して、トスカーナ州のカパンノリという所に来ています

それが、、、あいにくの猛暑で連日40℃。もう笑っちゃうくらい暑いんですよ、ここトスカーナ州も。

ミラノを出たらFreccia rossaという時速300kmの新幹線みたいな高速の列車でフィレンツェまで1時間40分。

フィレンツェでお料理教室を開いている仲良しの友達と待ち合わせしてトスカーナ料理のランチを
そしてフィレンツェから、今回カパンノリで居候させてもらっている友人の車で約50分。

のどかなトスカーナの田舎に来ています。

友人の家は標高150mの小高い場所。

見渡す山の峰までずっと友人の家の敷地驚。

お庭(、、、と言うのかしら？)にはオリーブの木が100本 これから日本のお野菜を作る計画の大きな休耕地もあり、ミラノの街の中心からやって来た私にはなんだか大きさの単位がよくわからないことになっています（笑）

自然がいっぱいで、イノシシの親子、鹿、狐は頻繁に目撃。沢では虹鱒。６月頃は蛍と星がつながったまま天の川みたいなんですって。

築230年の大きな農家を少しずつ手直しした快適な2階建てのお家です。↑私が居候させてもらっている寝室。立派な梁と白い壁。

ミラノの私のアパートも1882年築でけっこう古いですが、そんなのは大したことがない（笑）イタリアでは古い建物も手入れをして長く住むんですね〜。いいことですよね

初日はお家のまわり探検。オリーブの実がなっています。今年は猛暑で実が少ないそうなんです。

ワイン用の葡萄。

胡桃の木。初めて見ました知らなかった〜

ごろんとかぼちゃ

ざくろ  もう少し熟れたら食べられる

牛の心臓という名前の男の人のげんこつ２つ分くらいの大きなトマト。

敷地内で果物も取り放題（笑）

洋梨が熟れていて美味しいんですよ〜

ともかく暑いので、日中はお家で静かに過ごすようにしています。

水彩絵の具で絵を描いてみたり〜(↑まだまだ描き始め、途中です)

本を読んだり、のんびりとお料理をしたり。

夕べは友人のお母様の50年前のレシピを参考に『海老のクリーム煮  バターライス添え』を作ってみました  フランス料理ですね。ホワイトソースから作りました。

海老の殻から出たお出汁が最高〜、そしてほんのりピンク色に。ついつい食べ過ぎました（笑）

今日はきな粉餅を作ってみました。

餅粉ときな粉はミラノから持参  電子レンジで3分クッキングで柔らかいきな粉餅。これは秋のお料理教室のメニューにするつもりです。

何度も言いたくはないですがやっぱり暑い（笑）から、お昼はざる蕎麦に

そして、キーンと冷やしたお茄子の煮物。

うちの定番です。

お出汁に浸かっているお茄子の見た目が、動物のかばがぷかりとお水に浸かっているのと似ているのでうちでは『かばのお茄子』と呼んでいます（笑）生姜がたっぷり入ります

次回のブログはまたここトスカーナのカパンノリから。

お外でいただく美味しいトスカーナ料理や、素敵な街並みをお届けする予定です。どうぞお楽しみに

みなさまも熱中症対策をしっかりなさってくださいね

ごきげんよう。Ciao grazie Keiko