歯科医師・小川恵子です

 

 

 

我が娘は、小学校に入学し、早2ヶ月になろうとしている。

 

 

あっという間に生まれて7年が経過。

 

 

 

この前まで赤ちゃんだった気がするのに。

 

 

 

もう立派にランドセルを背負っている。

 

 

 

 

ランドセルってこんなに重いものなのか?

 

どんなに「軽量の」というものでも、

 

教科書を詰め込めば、重くなる。

 

これじゃ、小学生の肩こりも増えるわけだ。

 

 

 

 

私は小学校に入学してすぐに登校拒否をして行かなくなった。

 

 

だから、小学校1年生の今ごろは、家の中に閉じこもっていた。

 

 

 

 

「風邪をひいている」

 

 

 

という自分なりの設定でいたので常に微熱があった記憶がある。

 

 

実際には、熱はなかったのかもしれない。

 

 

 

 

でも、いつも布団の中にいた。

 

 

 

その記憶があるから、娘も入学後、同じだったらどうしようと内心心配したが、

まったくその必要はなかった。

 

 

 

入学式当日に大量の友達ができ、走り回っていた。

 

 

 

 

 

5月の連休が終わると、毎日、運動会の練習が始まった。

 

 

7歳にはなかなかハードだなぁと思うレベルの練習量。

 

 

徒競走では「いつも2番目なんだ」と悔しがっていた。

 

 

 

 

 

たしかに、その走り方じゃさぁ。。。笑

 

 

笑っちゃいけないけど、笑える走り方をするし、

 

膝下だけで小股で走るし、上に跳ねてるだけで、

 

全然、前に進まないから、こりゃ困ったなと思っていた。

 

 

 

 

私は、足は速くも遅くもなく「普通」で、

 

最後まで運動会で1位は取ったことがなかったから

 

コツを教えてあげることもできない。

 

 

 

とりあえず「前に進めば走れるから!!」と謎のアドバイスをしておいた笑

 

 

 

 

徒競走の話をいくらしても、反応がないので

 

かなり走れないのだろう。

 

期待はしないでおこう。

 

まぁ、諦めずに最後まで走ってくれればいいかと思っていた。

 

 

 

 

いよいよ当日。

 

前の日までの天気予報だと、寒いようだったので心配したが、

 

晴れてきて、朝から暑くなる予感しかない気温だった。

 

 

 

 

 

余計な刺激は与えないでおこうと思い、

 

いつも通りに送り出す。

 

 

 

 

1年生の最初の種目は、玉入れ。

 

娘のチームは負けてしまった。

 

 

 

相当ショックだったのだろう、

 

そこまで肩を落とすか?という

 

ガックリ具合が笑えるレベルだった。

 

 

 

いや、笑ってはいけない。

 

本人は、絶対勝ちたいと思っていたんだもんね。

 

 

 

 

 

 

 

そして、1年生の徒競走が始まった。

 

いよいよ、娘の番だ。

 

申し訳ないくらいに、期待していないので、

 

正面から冷静に動画を撮っていた。

 

 

 

 

「あ、きたきた。」

 

 

 

 

正面から撮影していると、遠近感がまったくなく、

 

 

誰が一番で走ってきたのかわからなかった。

 

 

 

 

こちらは画面越しに見ているので、

 

 

あぁ、惜しい、僅差で2位か3位くらいに見えた。

 

 

 

 

 

のだが・・・

 

 

 

 

 

 

え?

まさかの1位に拍子抜けした。

 

 

 

 

あんなに、走れない。。。と言っていたのに、

 

 

期待させずに涼しい顔でまさかの1番を取っちゃうあたり、

 

 

我が娘ながら、只者ではないなと思ってしまった。

 

 

 

 

よくもやってくれたな、我が娘よ!

 

 

 



 

 

運動会が終わって、

 

他の子のお父さんが横から動画を撮ってくれていて、

 

それを見てますますびっくりした。

 

 

 

最初、3番目くらいで走っていて、

 

最後に追い抜いて、ぎりぎりでテープを切っていた。




最後、底力を発揮したのだ。

 

 

 

後から、本人に聞くと、

 

本当に自信はなかったけど、

 

走ってる途中で、突然、大股で走れるようになって

 

スピードが出た。

 

と言っていた。

 

 

 

それは、アスリートがゾーンに入るってやつみたいなもんなんじゃないかい?

 

やはり、さすがな娘だ。

 

 

 

 

これで終わることなく、

 

自分自身に制限をかけることなく、成長してほしいと願う。




次は、問題のプールが始まるね。


水がまったくダメな私の娘は、


同じく、水が苦手。




さて、どう克服していくのだろう。




私は、左腕に日焼け止めを塗るのを忘れて


左腕だけ焼けていた。