Dear Dr.Siegel☆

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週末の超絶ギタリストセミナーでも奇しくも何人の方から話をされましたが、やはり虫の知らせとでも言うのでしょうか・・


2007年3月29日にこの世を去った成毛さんの話をしたいと思います。

Kelly SIMONZ's ++ Words of Soul ++-Me&Dr.Siegel


実際オレは「弟子」ではないし師範代でもありません・・なんといわれようと成毛さんは恩師ではありますが、友人だと思っています。


決して生意気な意味ではなく成毛さん自身、師範代の方々とも決して上下関係はなく常に新しいテクニックに興味をもつキッズのような人でしたから・・


というか一番大人気なかったのではないでしょうか(笑)


少なくとも自分は50過ぎたオジサンがシュラプネルのハヤビキアーティストにあれほど関心を抱く事が衝撃的でしたから(苦笑)・・あまりにクールでしたよ。


大体ならそういう世代はまず認めないですからね、後から出てくるテクニックなどは・・要するに自分が出来ないからなんですが(苦笑)


それに引き換え成毛さんはガンガンくいついてきたし目をキラキラさせて話す姿はもうキッズそのものでした。


最初古川師範代に紹介されて高井さんや森岡さんにもお会いしましたがそれぞれにキャラが濃くて(長崎さんはあった事はありませんが間違いなく濃いキャラですね)誰一人として大人しくなついている感じはありませんでした(笑)


チョット別の流れですがパープルエクスプレスというラジオ番組が終る頃にケイさんが大田カツさんをつれてきたというエピソードも聞いたことがあります、カツさんといえばもういつも一緒にライブをしてくれるオレの兄貴ぶんですからね・・世の中は狭いものです。

※極太さんによるとカツさんを連れてきたのは長崎さんのようです、この辺りの経緯は直接知らないので誤解してしまったようで申し訳ないです。


成毛さんとは沢山話しましたがやはり彼も実践して経験し、自分が納得したものだけを伝えたいという気持ちが強い人でしたから音楽というよりは人間的に通じるものがありました。


誰よりもインチキを嫌う人でしたから・・


でも残念ながら世の中はインチキだらけですが(苦笑)


音楽やエンタメの世界なら別に仕方ないと思っていた矢先、今回の災害はもはや人災ともいえる状態になりつつあります・・


人命に関わる物事にインチキは絶対に許されない事です。


でもやはり我々穏やかな国民は未だ状況を見守るのみのようです。


音楽以外の話も沢山しました、とくにユダヤ陰謀論は自分自身アメリカで真っ只中に被害を被った事もあり話は尽きませんでした(苦笑)


成毛さんは音楽を通して日本人が日本人として自分の考えて物事を判断し、自分の選んだものに責任を持って行動し生きていく事を願っていたのだとオレは思っています。


オレは自分がとりわけギターが上手いと思ったことはありませんが、やはりその場の空気を変えるだけの力は常に感じてやってきました。一昨年出版した超絶ギタリスト養成ギプスはまさに自分が超絶になるために仕向けられた使命だったのではないかと感じています。


自分が求めていた音楽は残念ながら自分の生まれた国にはなかった自分としては、正直恵まれていないなどという甘い考えを持ったりしたこともありましたが、海外で生活する事で逆に日本人である事を強く意識し日本人である自分にしか出来ない事を行い、後世に遺していく事が大切なのではないかという一心で音楽学校の講師も始めました。


しかし学校という制限された場所では時間がかかる事も身にしみて理解したので、より多くの人に感じてもらえるようセミナーも出来る限り行っていこうと思っています。


オレは成毛さんと考えが全く同じでは決してありませんが一番共通している所があります。


インチキを許さないことです。


人生のテーマとして考えてきたのですが、どうやら地球は思っていた以上に早く怒りだしましたね・・


震災から2週間、人災の方は全く進展がなく自体は悪化するばかりです。


でもオレはそんなことは最初から分かっていましたからあまり関係ありません。


イチイチ心配している時間すら無駄です。


先の事を考える前よりも今この瞬間を大切に生きる事を優先します。


それぞれがそれぞれの判断で人生を決める時が来ただけの事です。


誰かのせいに出来ない事だけは事実ですが。


東北の復旧も一年そこいらの問題ではないので常にその事を感じながら忘れずに行動する事が大切だと思ってます。


もはや何処に居ても一緒になりつつある今こそが自分の行動する時だと感じています。


Kelly SIMONZ's ++ Words of Soul ++-Kelly SIMONZ

オレはオレのやり方で腐敗した世界を叩き斬らせて頂きます。


全ての事に全力でぶつかり、あらゆる壁をブチ破って突進んで「生きる」事を今日この日に誓いたいと思います。