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最近素晴らしいものに触れる機会があるんです。
別になかなか入れない特別な場所にいくとかでは無くて、ふっと見回すと、そこにある。

今はミヒャエルエンデの本をよんでいます。
ミヒャエルエンデがいいと最近かなり押され、昔の作家は読みにくいんだよな~とぶつくさいいながら読んだわけです。

まず「はてしない物語」
ほんと読みやすくて、いつの間にか読み終わってた。
古さなんて感じない、壮大なファンタジーのいい作品でした。

次に「モモ」
言葉ひとつひとつがよくて。
全然説教くさくないのだけど、生きている意味を考えさせられた。
ほんとに相当面白い。

で今、「鏡の中の鏡」
物語が30個あるのだけど、すべてが魅力的。

こんな素晴らしい作家を31で知るとわ。
なんで今まで誰も教えてくれなかったのか。
今自分に必要なのか?必然なのか?
なんて中2病的に思ったり。

その「鏡の中の鏡」中の内容で。

はじめる事は無意味。
なぜなら、自然ははじまりを知ってますか?
知らない、知る必要がない。

--中略

だが、人が生きる意味は勝つ見込みのない闘いをすることなんです。
無意味だとしても、ともかくはじめねばならん。
どうして?
自分のできる事はしなくちゃいけないからですよ。

という一説がある。
かなり略してしまって伝わるか心配だけど。

はじめる事は意味が無いかもしれない、だけど。人生は負けるとわかっていても闘わなくちゃいけない。

最近、自分のすべてを無意味だと思う瞬間もあるけど、闘っているうちは生きてていいんだな、できる事はやんなきゃいけないんだと思ってほっとする。

小説だと、最近のオススメは畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ。
かなり有名作家さんなんですが、ブックオフで100円で手に入れてからは、一気に畠中さんの本シリーズ以外も含めて10冊購入しました。
江戸の商人の若だんなと妖怪の話なんですが、人情話にほっこりします。
たまに電車でにやにやして読んでいます。

歌もまたお気に入りができたて。
劇団の主催である土城に進められた高橋優さん。前も秦基博さん進められはまったわけで、CDを借りる前はそんなたびたびはまるわけ無いと思っていましたが、簡単にハマりました。
歌声もいいが、歌詞が好き。

一生忘れられない思い出は 今すぐにでも作れるのさ

高橋優さんの歌詞です。

なんだかできる気になるわけです。

香川県の大学にいた時の話ですが、
ドライブ中突然高知に帰りたくなったから、高知に連れてかえってと言われドライブついでに6時間の道のりを運転し、坂本龍馬の銅像をみて、また、6時間運転し帰宅する途中に車が壊れたという素敵な思い出があります。

さらに歌詞に、

君が幸せになるために 出来ること全部やろう

などと歌うわけです。
まぁ、恋愛系の一生の思い出は大抵生々しすぎてあんまかけませんが。
いろんな事思い出しました。

一生の思い出になる瞬間は今この瞬間から起こす事ができるのかもしれない。
そう思うと面白いなと。

こんな風に、周りには素敵なものがコロコロと転がっているわけです。

ミヒャエルエンデみたいに昔からあったものが急に目の前に突きつけられたり、高橋優さんみたいに新しく現れたり。
こんなに素晴らしい物が転がっている世界は、まぁ、色々ありますが。
世界はわりと素敵な場所なんじゃないかとおもったり。

割と暗い言葉が声高に叫ばれとりますがいつか自分の子どもができたら。
捨てたもんじゃね~よって。ずけーもんいっぱいあるんだぜ!と言ってやろうと、そんな予定も一切ないわけですが、妄想しているわけです。

で、どっかで聞いた歌詞みたいだな。
と反省もしています。

そんな感じで終わります。
おもいがけず長文に
∑(゚Д゚ノ)ノ
お付き合い頂いた方ありがとうございました。

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「絶頂は今」

作曲︰高橋優
作詞︰高橋優


一生忘れられない思い出は 今すぐにでも作れるのさ
怖いものなどありゃしないだろう 好き放題にやろうよ
どうせ明日は訪れんだろ どんな風に過ごしたとしても
最高の人生にしよう 僕らならやれるハズ
愛し合おう何度でも 受け入れようその何もかも

真面目そうに見られます 実際多分真面目な方です
でもそれと同じぐらい 不真面目な僕もおります

とあるシチュエーションにおける戯れ合いをしよう
スリルやエロスからのカオスなヒトトキを come on! come on!

一生忘れられない思い出は 今すぐにでも作れるのさ
怖いものなどありゃしないだろう 好き放題にやろうよ
どうせ明日は訪れんだろ どんな風に過ごしたとしても
最高の人生にしよう 僕らならやれるハズ
愛し合おう何度でも 受け入れようその何もかも

お硬い話し方です それも偽りない僕なんです
でもその奥に潜んでます チョメチョメな僕もおります

とっておきをいつまでもとっておいちゃいかんさ
惜しみなく出し合いましょ 君と僕のアレもコレも

生まれ育った場所は文化が 別々だから素晴らしいのさ
出会えた奇跡を讃えよう それこそが宝物
夜が明けてしまうその前に 心に纏った鎧を
ちゃんと脱いでから向き合おう ありのままを見せ合おう
踊り明かそういつまでも 曝け出すよ何もかも

一生忘れられない思い出を さあ今すぐに作りましょう
君が幸せになるために 出来ること全部やろう
絶頂は今かもしれない なら遠慮なんかしなくっていい
最高の時代をいこうよ 僕らならやれるハズ
分かち合おうこのときを 受け入れ合おう何もかも