【天気】快晴
【走路】R55
【現在地】高知県南国市
【宿泊地】道の駅『南国風良里』
【走行距離】98km
【総走行距離】23105km
【話しかけてくれた人】25人くらい
【総計】2128人
【出費】4100円
【内訳】龍河洞、納経帳
【特記事項】---
【走破地図】
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お遍路コースに近いこともあって、久しぶりの鍾乳洞、龍河洞に行ってきた。
これをもって、北海道、本州、四国、九州、沖縄の鍾乳洞を踏破したことになり、
洞窟ハンターの名をより強めるものになった...!!!(どうでもいい)
朝、テント内から見た風景。
昨夜は水飲み過ぎたのか夜中に2回おしっこしたが、
星空がものすごくきれいでしばらく眺めて目が覚めるというのを繰り返した。
朝から山のぼり楽しいな(´;ω;`)
お遍路はほとんどが山なので、前日にお風呂入ってもすぐに汚れてしまう。
まぁ、入ってないからいいんやけどw
26番、金剛頂寺。宿泊地からも近くそこは助かった。
階段をよく見てみると、男坂、女坂などと書いてある。
どうやら段数を年齢に見立てて、厄年にあたる段にこれが立ててあるらしい。
階段の上には1円玉、5円玉が大量に置かれていた。
仁王像の代わりに大きなわらじが1組(・`д・´;)
今日も引き続き海岸線をひた走る。
昨日は南下、今日は北上だから向かい風に変わってキツい。
食料も底を尽きかけてきたのでコンビニでパン買った。
ついでに串カツとチューリップ食べてなんとか回復。
おかんが知り合いから勧められたという『モネの庭』。
まるでモネの絵のような美しい庭園だそうだ。
営業時間まであと2時間もあるし、そもそも花にもモネにも興味が...うむ、パスで。
風景が単調だとつい時間の感覚がなくなって走り続けてしまうが、
雲のない快晴で気温も高く脱水が怖い。水がぐんぐん減る。
山のぼりうれしいな(´;ω;`)
さっきは150mの大したことない山だったが、今度は400m超。
20%はある坂を1時間半必死で押し続けてふくらはぎが爆発するかと思った。
半泣きになりながら到着した27番、神峰寺。
駐車場で『(さっきの)ちゃりんこの人やわ。大変やねぇ!!!』と
マイクロバスで追い抜いて行ったおばちゃんたちに声をかけられた。
『おかげさまで上りきれて一安心ですわ。』と返したが足が震えているw
えっ、ふくらはぎ爆発しそうやのに階段あんの...(´;ω;`)
でも50kgのちゃりを押して歩くより、自分だけで上る方がよっぽど楽だった。
見渡すかぎりの山と海。高すぎて下の方霞んでるわ(・`д・´;)
おっ、食料かな?(*´v`*)
これで、44番くらいまでは400mを超える山はなくなって大喜び(*´v`*)
300mまでなら憂鬱にならずにのぼれるし!!!
お遍路道沿いには直売所や無人販売が多くあり非常に助かる。
『小夏』というみかんとレモンのあいのこみたいなものが目立つ。
道の駅『やす』横のシーサイドパークみたいなとこでシャワー発見!!!
実は今日で7日お風呂入ってなかったからほんまに嬉しい!!!
(毎日体拭きだけだと爽快感がなくて切ない)
100円で60秒、事前準備もして必死で全身洗ったw
さっぱりきれいになって28番大日寺。(同名の寺が多い)
納経所横で飲み物(コーヒー、紅茶、お茶)が無料でいただける。
境内で職員のおばちゃんとのほほんと話してリフレッシュ。
今日の参拝は26~28の合計3寺。
26番金剛頂寺(右)と27番神峰寺。
28番大日寺。
今日はお遍路とは別に、日本一周の観光も兼ねる。
大日寺からほど近い場所にある鍾乳洞へ向かう。
他にもアンパンマンミュージアムがあったりするが...ねぇ?(´・*・)
龍河洞のキャラ『リューくん』はやなせたかしさん作。
鍾乳石を意識しているであろうボディは正直キモい。なんで中腰やねん(´;ω;`)
鍾乳洞に特徴的なんやけど、建物とおみやげやさんがすごいレトロで昭和くさい。
福島のあぶくま洞、山口の秋芳洞も同じような古めかしさで、
昔の旅館を見ているような楽しさがある。
龍馬像が置いてある。高知といえば龍馬!!!なんやけど、ちょっと興味が...w
何これフリマ?と近寄ってみると、『食器お持ち帰りください』の文字。
どうやら旅館か食堂が閉館して処分しているらしい。
たまらん雰囲気やでぇ(*´v`*)
シャッター街なのか、連休明けで休んでるだけなのか、大半が閉まっている。
完全にスターマンのパクリやろ...PKスターストームΩやで...(´;ω;`)
リョーマの休日やって!!! THIS IS IT!!!
完全に一致www
(マイケル・ジャクソンの映画ですw)
鍾乳洞の中に入るまでに十分楽しんでるけど、まだ先は長い!!!
リューくんといっしょに記念撮影。セルフタイマーでニッコリw
どんだけのぼるんや?というくらい長いエスカレーター。
見ておわかりの通り、平日の夕方に誰も客なんていない(´・*・)
いよいよ龍河洞に突入!!!
料金は通常1100円のところ、ネットのクーポンで100円引きだった。
うわっ狭っ(・`д・´;)
入ってすぐに感じるのは通路の狭さ。
全長1kmもあるのに幅が狭くて洞窟気分満載で興奮する!!!
歩道の横には柵ナシで川も流れている。洞内は15度前後で適温。
途中途中で『これ大丈夫か?』と思うほど狭い部分がある。
巨乳の人は十分注意してほしい。俺も危なかった。
狭いのにくわえて高さも低い。
さすがに四つん這いになるほどのところはないものの、
しゃがまないと通れないところもあった。
天井が高い部分はごく一部。閉所恐怖症の人は発狂するかも。
狭くて探検型の洞窟は福島の『入水鍾乳洞』が最高峰だが、
真っ暗な中ライトひとつで四つん這いで川に浸かりながら進むのは上級者向け。
ここは電気がついてるしせいぜいしゃがむ程度だから初心者向けだろう。
完全予約制で『探検コース』というのもあるらしい。
通常よりも狭いところを通ったり、ロープなしで上まで登ったりするんだとか。
通常のコースでもこんな感じで体を横にしないと通れない部分があるから、
事前予約と別料金でわざわざ探検コースを選ぶかは悩むところ。
狭いだけでなく、滝や鍾乳石もちゃんとある。
11mから流れ落ちる滝は音もしぶきもすごい(・`д・´;)
滝つぼもライトアップされていて幻想的。
雨で増水すると5,6倍の水量になるそうだ。
そうなると通路まで水浸しになるため長靴とレインコートの貸出があるとのこと。
前半は狭い中をくぐり抜けるのが中心で、
後半はやや広めの場所にできた珍しい形の鍾乳石を眺めるのが多い。
どっちが上か下かよくわからんw
ライトアップされている部分は奥の方もぼんやり見えてきれい(*´v`*)
同じ色の光を当てててこんなに見え方が違うんかなぁ。
それとも多角的に当ててるんかなぁ。
ライトがないと無機質に見える鍾乳石も、色がつくと途端に芸術的に見える。
下からにょきっと生えるようにしてできた鍾乳石。
1cm成長するのに100年かかる。
すぐ手に触れられるほど近くに展示されているが、
折れると100億万年の歴史が崩壊してしまうため網が張られている。
薄くカーテン状になったものは初めて見た(・`д・´;)
全国的に見ても珍しいんじゃないかと思う。
再び狭いゾーンに突入。
後ろから『すみませぇぇーーーん!!!』と女性の声。
なんや?いきなり告白か?と思ったらガイドさんだったw
1組に1人ガイドさんがついて案内していただけるんやって!!!珍しい!!!
今日はGW明けでガイドさんの数が手薄ということで、
前のお客さんが出てから俺のとこまで追いかけてきてくれたらしい。
セルフタイマーで恥ずかしい顔してるとこ見られなくてよかったwww
自分と同じか少し下くらいの女性で、せっかくなので質問しまくっておいた。
スリーサイズは?好きなタイプは?今晩の予定は...?
(本当はちゃんと鍾乳洞の質問してますw)
石器時代は住居として使われていて、土器や道具も出土しているそう。
ただし人骨は発見されておらず、どうやら生活の場は他にあったのではないか、
あるいは途中でここを捨てて他に移ったのではないか、など考察も勉強になる。
後半のうち30分くらいガイドしてもらっただろうか。
全長1kmで気付いたら1時間半も滞在していた。
あまり期待せずに行ったが、予想を上回る楽しさでぜひおすすめしたい。
鍾乳洞を出た後の温度差や昭和にタイムスリップした感じもぜひw
昔は天井を埋め尽くすほどコウモリがいたそうなんやけど、
観光用に開放してからは明かりや音の影響でめっきり減ったんだとか。
探検コースの新聞記事もあった。
見た限りだと狭さ暗さ怖さは入水鍾乳洞の方が上回るが、
こっちにはクライミングみたいな要素があるから単純に比較はできない。
書き忘れてたけど、入口と出口はビル20階ほどの高低差がある。
鍾乳洞は階段・坂をのぼりっぱなしになるから年寄りにはキツいぞ!!!
鍾乳洞の中には詳しい説明はあまりなかったものの、
出たあとに控えている龍河洞博物館には成り立ちなどの詳細がある。
なぜかついでに尾長鶏の展示場もあったが、時間外のため行っていない。謎w
四国に来てからというもの、お遍路が中心になり観光があまり進んでいなかったが
龍河洞は観光・B級スポット的要素も十分で非常に楽しかった。
お遍路コースの28番、29番の間にあるから来やすいと思うし、
気になる方はぜひ足を運んでみては。
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明日は密集地帯で36番あたりまで参拝予定。
あと、がっかりスポットでおなじみはりまや橋にも行くで...\(^o^)/