マイケル・サンデルと日本の生徒 | k∴ブログ

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未来の音が聴こえてくる。

次の記事を読んだ。




そしてこの記事の締めに書かれていることだが―


自分自身を含め、日本人の多くはディベート慣れしていない。ロジカルに意見を述べるよりも、感情論や場の雰囲気に流されがちだ。サンデル教授の“指揮者”ぶりは本当に見事だったが、逆に議論らしい議論がなく、「白熱教室」と呼ぶにはスムーズすぎた気がするのだ。英語教育だけでなく、日本人にはディベート教育も必要なのではないか。指名された学生がもっと自分の立ち位置に沿った意見を展開していたら、そして感情論に流れることなくロジカルに答えていたら、もっと白熱したのではないか……この記事を書きながら、今はそんなことを思っている。


なるほど、アメリカ本国では教授と生徒との間で白熱しても、しっかり自分の立ち位置を示してものを言う文化のない日本ではいまいち盛り上がりに欠けるということになるか。自分の立ち位置、はっきりしないとナニモノか伝わらないよね・・・。のれんに腕押しじゃ白熱しない。

質問しようと思っても質問できないときは、自分の立ち位置を確認してみることから始めようと思うのであった。