こんばんは。



鹿児島も練習が再開して、他のクラブも徐々に再開されてきて、大阪も緊急事態宣言が解除されましたね。


東京、神奈川などももう少しかな。


Jリーグの再開、開幕も早く決まるといいなー!



これからは日常でコロナウイルスに感染しないように気をつけながら、新しい生活様式でみなさんの生活が少しずつ前を向いていけるものになっていくといいですね。


少しずつ自分たちが住む街の活気が戻ってきて、僕自身も気をつけながら街に出て元気を取り戻す力になれたらいいなと思ってます。





さて、前回のブログの続きです。



まずは改めてボールを止める、ボールを蹴るということの重要性を前回もかなり強調しました。



今日の午前中に大分トリニータがYouTubeでトレーニングをLIVE配信していましたが、ショートパス、ロングキックもありましたがやっぱり基本的に止める、蹴るというトレーニングをじっくりやっていました。


当たり前ですがプロになっても、止める、蹴るというトレーニングは本当に重要で、いろいろ形はありながらも日々積み重ねていくべき大切な部分です。




そして今日はドリブルについて。



ドリブルのイメージって相手を抜くというのが1番イメージしやすいのかなと思います。


しかし、ドリブルと言っても相手を抜くのもドリブルだし、空いているスペースに自分でボールを運ぶのもドリブルだし、スペースを使うのもドリブルで、ドリブルの意図というか使うプレーって一つではないと思います。


サッカーで相手を1人ドリブルで抜けるということはすごく大きなプレーで、抜くことで相手の選手を1人置き去りにできて、さらに次の相手を引き出せるプレーになります。


ドリブルで運べる選手、相手を抜ける選手って貴重な存在だと思うし、チームを助けてくれる存在になると思います。



もちろんドリブルができればいいというわけじゃないし、その他のプレーも重要だし、ドリブルが全てじゃないし、僕もドリブルは得意な方ではありません。笑



でもドリブルも止める、蹴ると同様に僕は小さい時からたくさんトライしてほしいプレーの一つです。



僕が小学生の頃はベルマーレの下部組織でプレーしていましたが、この試合はパス禁止、ドリブルだけっていう試合もありました。

今思うとなかなか無茶苦茶でした笑


が、今思うと当時のコーチからすごく意図のある大切なメッセージだったんだと思ってます。



日常の練習でもコーンを置いてジグザグドリブルもたくさんやったし、いろいろなドリブル練習をたくさんやりました。


その中ですごくコーチから言われて意識したのは、ドリブルをしながら顔を上げること、下を見てボールばっかり見ないで周りも見ながらプレーできるようになること。


これはすごく言われましたね。


あと意識した方がいいと思うのは、タッチの強弱。

狭いスペースや相手がいる時は細かいタッチの方が方向転換しやすかったり、相手が急にボールを取りにきてもかわすことができる。

逆に前にスペースがあったり、相手を抜いてから引き離したかったらスピードに乗るために少し強めのタッチの方が有効だったり。


状況でタッチの強弱、細かくとか大胆にとか使い分けるのは大事だと思います。



コーンでジグザグにドリブル練習する時に、コーンの間隔を狭くして細かくボールタッチするように意識したり、少し距離を遠くしてボールタッチの強弱と距離感を意識してやってみたり、コーンの置き方一つで工夫してドリブル練習もできますよ。



相手を抜くドリブル、スペースに運ぶドリブル、たくさん練習して、実戦でトライしてみてください。




次は7対7の試合についてです。



僕が所属していたベルマーレは僕がいた時は11対11の試合はあまり行わず、基本的には7対7での試合が多かったです。


コートも小さくて、人数も少ないから、さっきドリブルのところでお話しした、この試合はパス禁止みたいなことができたのかもしれません。


当時のコーチたちの理論としては、より一人一人の選手にプレーの機会を多くしてほしいからだったのかなと思っています。


11対11の試合よりボールに触る機会も増えるし、間違いなくプレーに関与する機会が増えます。



ただ当時の僕たちとしては普通に11対11の試合したいなーっていうのが正直な思いでした笑


当時の小学生としては、せっかくの試合の日なのに7対7だとなんかいつもの練習って感じがしてしまって、試合だーっていう特別な感じがあまりなかったからかもしれません。


でも今思うと育成ということを考えると僕たち選手のことを思ってくれてのことだと思うし、その時に何が大事なのかを考えてくれていたんだなーと今は感謝しています。



僕は小さい時、小学生の時にフットサルをやるというのもすごくいいんじゃないかと思っていて、サッカーの基本的な部分が形成され始める時期に、たくさんのプレー機会があることは間違いなく大事で、これからサッカー選手として育成していくということでいうとすごく必要な要素が詰まっていると思っています。


実際小さい時にフットサルをやっていたというサッカー選手は多いし、ブラジルの選手なんかもフットサルをずっとやっていたという選手も多いはずです。


小さい時にプレーする機会を確保することは、これからサッカーをしていく段階の中ですごく大切ですね。



さて、いろいろ偉そうに言ってますが、実際に指導をしたこともなければ、ライセンスも持っていないのでちゃんと勉強をしたわけでもなく、あくまで僕が思う必要なんじゃないかなという観点でお話ししているので、いやこれは間違ってるよ!ってこともあるかと思うので、そういうところはご勘弁ください。



今日はここまでにして、次回は

「もっと小さい時から戦術も含めたサッカーというのを知るべきではないか」

というところです。


良かったらまた読んでください。


では。


漢  馬場賢治