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本日は月曜日なのでFootball Life、25歳(J3年目)からスタートです。
Jリーガー3シーズン目に初の移籍を経験します。
ヴィッセル神戸から10年ぶりにJ1へ復帰した、サッカーを始めたクラブであり生まれ育った平塚の地元のクラブ湘南ベルマーレへレンタル移籍します。
地元、クラブとして10年ぶりのJ1の舞台、入籍した年と一気に責任感が増した1年です。
25歳、当時は年上の選手が多かったチーム状況ながらJ1のクラブからレンタル移籍で来てること、地元の選手が戻って来たことで期待も沢山感じる中でのスタートだったし、開幕戦ホームでの平塚競技場(僕にとっては今でもこうなので、こう呼ばせてください笑)での試合前のアップ中に、あっ、俺ここでJリーガーとして、ベルマーレの選手としてピッチに立つんだって実感した時一気に涙出そうになって堪えたのをよく覚えています。
僕自身の人生最初の夢を叶えた瞬間でした。
そこから3節の前日に膝を怪我して、3ヶ月かかって復帰してから全然力になれずチームもずっと低迷したまま降格。
夢だったベルマーレの選手としての最初の1年は圧倒的に力不足、プロとしての甘さを実感して今でも情けなさと悔しさと申し訳なさしか残らなかった。
大きな期待と覚悟を持って望んだはずだったのに、最悪のシーズンになってしまいました。
結局あの時まだまだ甘さしかなかったし、覚悟なんてできてるようで全くできてなかったんだろうなと今は思います。
そんな中でも素晴らしい出会いには恵まれた1年でした。
ベルマーレには沢山の素晴らしい先輩たちがいて、そんな人たちと接することで沢山のことを学んだし、後々の自分にとって大きな財産になったなと感じています。
やはり身近に素晴らしいベテラン選手がいる環境というのは若い選手たちとってはすごく貴重です。
監督の反町さんの元でプレーできたこともすごく大きかったし、プロとして大切にするべきことを多く学びました。
そして当時コーチだった曺さんとの出会いも大きかったです。
後に監督と選手という新たな形での関係にもなるので、話はまたその時に。
何より1番は地元でプレーすることの誇りと喜び、応援してくれる人たちへの感謝、みんなの想いを背負って戦うことの重要性を学んだのはこの1年でした。
僕は一緒に戦ってくれる、応援してくれる人たちを大切にプロサッカー選手を続けてこれたと思っていますが、この1年の経験が本当に大きかったです。
期待を感じる喜び、それに応えられない悔しさ、申し訳なさ、応えるために頑張らなきゃいけない自覚みたいなのを感じ始めることの出来た1年になりました。
チームは降格して、完全移籍の話ももちろんなく自分は最初の移籍前の話の通りヴィッセル神戸へ戻ることになります。
この復帰はかなり険しい道になることは想像できたし、そういう話もされました。
次の回で書きますが他のクラブからのオファーもありました。
それでももう一度J1の舞台で、最初のクラブヴィッセル神戸で成長すると意気込んで戻ることになります。
この話はまた来週です。
MIND PLUS⁺ 馬場