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本日は最初からサッカー人生を振り返ってる日です。

 

今日は27歳(5年目)のシーズンです。

 

前年はヴィッセル神戸にレンタルバックするも公式戦2試合のみの出場で契約満了。

そんな中湘南ベルマーレからオファーをもらい完全移籍で加入します。

 

ヴィッセル神戸を契約満了になりますが、かなり早いタイミングで湘南ベルマーレからオファーをもらい、ありがたいことに次のチーム、来年どうしようという心配をあまりせずに次のチームが決まったことは本当に感謝したし、また地元のベルマーレでプレーできるということは2010年に全く貢献できなかったからこそ今回こそはベルマーレの力になりたい、地元のためにプレーしたいという強い気持ちを持って加入しました。

 

2012年のベルマーレは経営も厳しく若手中心ということもあって、27歳で上から5番目でほとんどが年下という若いチーム。

さらに今でこそ誰もが知る名監督になった曺さんが前年のヘッドコーチから昇格して初監督をするという、とにかくこれからチーム作りをして成長していくという未知数でもありましたが、新しく若いエネルギッシュな湘南ベルマーレに生まれ変わります。

 

前評判は高くなく、開幕戦の京都サンガF.C.との戦いは90%以上の人がサンガが勝つだろうと思っていたと思います。

 

ただ新生ベルマーレはこの開幕戦でベルマーレの代名詞“湘南の暴れん坊”の復活と、この年に誕生する新たなベルマーレといえばという言葉になった“湘南スタイル”を武器に昇格候補筆頭のサンガを撃破して、その新生ベルマーレのスタイルで勝利したことで衝撃を与え、チームも一気に波に乗ります。

とにかく全員が前に走る、ボールを前に送る、常にゴールを目指すスタイルで失点も多く危なっかしい時もありながらも、痛快でプレーして楽しい、見ていて楽しいチームだったと思います。

 

当時の選手たちも多くの選手がその後飛躍して、開幕スタメンだった選手はベルマーレでもJ1でプレーしたけど、全員他のJクラブでもJ1でプレーしたということはそれだけ色々なところから評価されて育った選手が多かった証拠だし、日本代表になった選手も韓国代表になった選手もいて、W杯にもオリンピックにも出場したし、今世界最高峰のリヴァプールでプレーしてる選手もいました。

 

すごいメンバーが若手の時から一緒にプレーできたことは本当に刺激になったし、飛躍していく姿を近くで見れたことは幸せなことでした。

 

チームはシーズン浮き沈みはありながらも最終節で逆転して2位でJ1昇格を果たします。

 

個人としては28試合で9得点でチーム内得点王になりますが、シーズン終盤に怪我をして昇格はスタンドからという少しだけ悔しい経験にもなりました。

それでも初めての昇格は本当に嬉しかったし前半戦はチームに貢献できたかなと思うし、昇格の力に少しはなれたのかなと思っています。

まだまだ未熟な部分も多かったですが、ベルマーレのため、地元のために一つ昇格という形で結果を残せたことは良かったと思っています。

 

最後は怪我をしてしまい、トレーニングの最後の最後に復帰をしてシーズンを終える形になりますが、いよいよベルマーレでの2度目のJ1での戦いはまたも厳しく試練のシーズンとなります。

 

続きはまた来週です。

 

MIND PLUS⁺ 馬場