今年もアニメ業界は、新番組を多数、送り出しました。
私もこの夏は『プラネットウィズ』の音楽を担当させて頂きました。
そもそもアニメ番組の音楽の担当って、どう言う決まり方をするんでしょう?
と言う疑問は、本日の当ブログでは深く言及しません。
(この話は別の機会に)
もちろん私達作曲家にとって、素晴らしい作品との出会いが
最も重要な点ではあるのですけど。
ただ、ファンの皆さんにはこのような楽しみ方はありませんか?
『この作品、あの作曲家が担当したら、どんなBGMが付いただろうか?』
って。
私も良く想像しています。
そして、もっと良くやるのは、新しい漫画が雑誌で新連載が始まった時、
これがアニメ化された時に、私だったら『こんなテーマソングを書こう』
『このシーンに、こんな BGMを付けよう』
などと妄想する事です。
まだ、全然、私に依頼が来るとは分からない時に。
昔は、実際に曲も書いていました。
知られざる習曲がたくさんあります。
これって、本当の仕事が来た時の訓練としては、凄く良い事だと思います。
そして、ラッキーにも、この作業をすでにやっていた作品からオファーがあった事があり
その時は凄くスムーズにお仕事が進んだ事を覚えています。
いわば『妄想作曲』ですね。