田中真弓さん、永井寛孝さん、竹田えりさんの、お3人が主宰されている舞台。

『おっぺれった ハードボイルド母ちゃん』

35年続いて来ましたが、今年のこの公演をもって最終公演となります。

 

『東京で一番面白いミュージカル』 by マルセ太郎

『馬鹿馬鹿しくて 品がある』 by 永六輔

などと、当初から評価されてきた舞台でした。

 

私も、35年前の『渋谷 ジャン・ジャン』での初舞台から、

毎年必ず通っていました。

真弓さんによると、確か、私が

『同じ業界人として一番早くに評価してくれた人』らしい。

 

今回もゲネプロにお邪魔しましたが、相変わらずの安定感あるオモロい舞台でした。

 

思えば、流浪の舞台でしたね。

 

渋谷でも、狛江でも、恵比寿でも、新宿でも、、、、毎回劇場が変わるので

その都度追いかけるのは大変でしたし。

お忙しい真弓さんから毎回案内が来る訳でもなく、自分で見つけて行ってました。

 

竹田えりさんには、お会いするたびに、音楽家としての感想やなんかを伝えてしまい

出過ぎた事と反省もしています。

 

舞台は、本当に機智に富んでいてユニークで面白くて、

歌も踊りも『良い感じでユルくて』

毎回、本当に楽しみにしていました。

 

今回で最後の舞台らしいのは、本当に残念でなりませんが

上記のお3人は、別の舞台で活躍されるでしょうから、

寂しいですが受けいれて期待しています。

 

真弓さんとはかれこれの39年のお付き合い。

『ワンピース』『サクラ大戦』は勿論ですが、最初の出会いは

1985年の『勝手にカミタマン』で真弓さんが歌、私が編曲で関わらせて頂いて以来です。

 

歌録音にお邪魔しましたが、その際の圧倒的な歌のパワーに、とても衝撃を受けました。

それ以来、事あるごとに真弓さんとのお仕事を作って

『ドラゴンボール』『アニメ三銃士』などでも、歌って頂きました。

 

思えば、お互い長くて短い39年でしたね。

 

今後の真弓さん、永井さん、竹田さん、そしておっぺれったメンバーの皆さんのご活躍に

注目していきます。

 

そして、何年後かもでも良いから、ぜひ!『復活公演』お待ちしています。

 

(来年にでも『復活公演』あったら、全員でズッコケるんだけどね)