Kitchen QPです
早いもので、明日で1月も終わり…
2月に入ると節分がやってきますね
しかも今年は3日ではなく2日
節分って日にち変動があるってことを知らなかった…皆さんご存知でしたか
さてさて…
節分といえば、恵方巻きやいわしなど色々挙げられますが…
定番は「鬼は外、福は内〜」の…
豆巻きですよね
その豆の話です
数年前に「3歳頃までは硬い豆やナッツを食べさせないで…」と消費者庁から注意喚起がありましたが…
つい先日「5歳以下の子どもには、硬い豆やナッツなどを食べさせないで…」と再び注意喚起がありました
前回と違うのは…
3歳→5歳に年齢が引き上げられていること
こうなった背景には、豆やナッツ類はもちろん、丸のままのぶどうやミニトマトなどの子どもの窒息事故が増えてきていることが挙げられます
咀嚼に関する研究や調査では、奥歯が生え揃う時期にようやくかみ砕く力や飲み込む力が備わってくるとのこと
なので、3歳頃になると、大人と近い咀嚼(食べたものをかみ砕く)が出来るようになります。また、飲み込んだり吐き出したりする機能も発達してきます
しかし、この2つの機能を協調させられるようになるのは、6歳頃なんだそう…
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるとついつい下の子も食べてしまうケースもありますが、喉や気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクを防ぐためにも、周囲の大人が気をつけてあげる必要があります
なので、小さいお子さんがいるご家庭では、節分の豆巻き用のお豆は、製作で作るのがおすすめ
新聞紙や色紙で子どもと一緒に豆作りをするのも楽しいですよ
食べる豆は大人は何でもOK(とは言っても新型コロナウイルス対策として、個包装されたものをチョイスしましょう)ですが…
小さい子ども達は、ボーロやあられなどのおやつ、柔らかく茹でたり煮たりした豆(つぶしたりペーストにしても)などがおすすめ
ペーストをスティック野菜やクラッカーにつけても美味しいです
こどもだけではなく大人のおつまみにも
ちなみに冒頭に出て来たぶどうやミニトマトは4等分にカットしたものを与えるようにすることと記載があります
昔はこんなこと言われてなかったのに…と思いますが
柔らかくてそれほど噛まなくても良い食べ物が増えていること
硬いものを食べる機会が減ってきていること
最近の子どもの噛む力(咀嚼力)が弱くなってきているのは、これらも関係しています
咀嚼力低下は、歯や顎の発達にも関わってくるので、小さいうちから少しでも咀嚼力アップをしていきましょう
咀嚼力アップのためには、離乳食からの手づかみ食べ、そしてかじり食べがおすすめです
かじり食べについてはこちら
節分なので、恵方巻きの丸かぶりも良いと思いますが、子どもにとって太巻を食べるのは難しいので2〜3種類の具を巻いた細巻きや中巻きがおすすめ
噛み切りにくい「のり」は、フォークなので、小さな穴を開けておくと、噛み切りやすく、そして食べやすくなりますよ
よろしければお試しを〜