先日、X(旧Twitter)に以下のポストが投稿されておりました。



そして、以下のグラフを添付しております。


こちらは、とある医療ジャーナリストのポストです。

一見、グラフの“山”が同じ動きをしている様に見えますので、相関関係が有る様に思えます。

という事で、こちらのグラフを用意致しました。

【図1 新型コロナワクチン接種者数と新型コロナ死亡者数(2021年4月~2023年7月)】
【データ出典:デジタル庁『新型コロナワクチンの接種状況』/総務省『人口動態調査』】

更に、一日単位で作成してみますと、以下の様になります。

【図2 新型コロナワクチン接種者数と新型コロナ死亡者数(2021年4月12日~2023年5月8日)】
【データ出典:デジタル庁『新型コロナワクチンの接種状況』/厚生労働省『新型コロナ感染症オープンデータ』】

何と申しましょうか、あまり変わりはなさそうですね。

では、新型コロナ感染症陽性反応者数との関係は、如何でしょうか?

【図3 新型コロナ感染症陽性反応者数及び新型コロナ死亡者数(2020年5月9日~2023年5月8日)】
【データ出典:厚生労働省『新型コロナ感染症オープンデータ』】

こちらの相関係数が0.7168と、相関が高そうですね。

結局、新型コロナウイルスに感染しましたら、死亡する確率が上がってしまうという事なんですね。

となります、こちらのグラフです。

【図4 都道府県別新型コロナワクチン三回目以降接種率及び感染率】
【データ出典:デジタル庁『新型コロナワクチン接種状況』/厚生労働省『新型コロナオープンデータ』/総務省『人口推計』】

つまり、SARS-cov-2ワクチンを接種する事で、感染リスクを下げる事が出来る訳ですね。

という事で、まとめてみましょう。
SARS-cov-2ワクチンを接種する
  ↓
SARS-cov-2感染リスクが下がる
  ↓
死亡リスクが下がる
という事なんです。