Bonjour.
以前の記事に書きましたが
私たちは2017年1月にPACSを結びました。
パリやリヨンでは一年間の共同生活を証明すれば滞在許可証がおりるそうですが、私たちの住むTouluseでは3年間の共同生活が必要と県庁で滞在許可を申請することができませんでした。(詳しくはこちら)
県庁からは「移民局に聞いてみて」と言われ
移民局には「PACSしてるんだから大使館で家族ビザ貰えない?」とのことで
大使館に問い合わせましたが
結果
ですよね~
ということで、他に方法も無くビジタービザで渡仏することになりました。
フランス国内ではパートナーとして認められていますが、日本では事実婚の制度がないので仕方ないですか
私も先人の皆さまのブログ等を参考にさせて頂いたので、ビジタービザの申請方法を覚え書きとして残しておこうと思います。
最初にしたこと
大使館のHPから申請日の予約を取る!
9月からの新学期に向けて夏前の予約は、すぐにいっぱいになるそうです。
予約日の約3か月前から予約でき、変更も可能。
私のような地方から上京しなければならない場合は、早めに予約を取っておいた方が良いと思います。
ちなみに第一候補だった8月最終週~9月第一週は、遅めのお盆休み?でビザ申請できませんでした(神宮球場で野球観戦したかった)
必要書類
1.申請書類チェックリスト
大使館のHPからダウンロードできます。書類一覧が載っているので、それに従って準備していきます。
2.長期ビザ申請書
こちらも大使館HPからダウンロードします。ワーホリの時は英語で記入しましたが、今回はフランス語で記入しました。
3.証明写真
申請書に張り付けます。ただ、ビザに貼られる写真は大使館での申請時に撮られる写真で、この写真は使われません。
4.パスポート
5.ビザ申請料金
99ユーロ相当。小銭のおつりは、大使館での用意してありました。
6.日本国籍以外の場合の在留カード等
7.詳細と記した動機書
これが一番悩んだ所でした。
私は、フランス語で今の状況(ワーホリで一年滞在したこと、PACSしたこと、パートナーと生活していきたいこと、もっとフランス語を学びたいこと)などを書きました。
フランス語の学習を書くと、学生ビザに変更しろと言われるかと思いましたが、大丈夫でした。
8.フランス滞在中の日本における社会的立場を証明する書類
正直に「私は働いていません」と書きました。
9.労働しない旨の誓約書
これも大使館HPからダウンロード
10.経済証明
私は、郵便局で日本円、英語表記で作ってもらいました。
ドルは対応しているようですが、ユーロは出来ないそうです。
フランス人の保証人による経済証明書も提出できるので、彼にも準備してもらいました。
ですが日本語とフランス語のリストで違いがあります!
日本語のリストの一番上の保証書がフランス語版には載っていないのですが、彼に「PACSしているので一緒に生活すること、何かあれば援助すること」などとフリーフォーマットで書いてもらいました。
PACSの証明書のコピーもつけました。
それから、彼の残高証明書と3ヶ月間の給与明細を準備しましたが、給与明細は返却されてきました。
11.住居証明
私たちの場合は、彼の実家にお世話になるのでパパさんにもご協力頂きました。
(1)彼が手書き(汗)で書いた紙(息子のパートナーであるKiccoに住居を提供します、家賃はいりません等)にパパさんのサインが入ったもの
(2)彼、パパさん、妹ちゃんのIDのコピー
(3)物件所有証明のコピー
(4)公共料金の請求書
これが電気の請求だったんですが、年単位の支払いで日付が2016年10月。
リストには1カ月以内に発行とあったので、大使館に問い合わせところ、最新のもので大丈夫との返答でした(なら、最新の請求書って載せれば良いと思うんですけど。。。)
12.一年間有効な長期海外旅行保険
今回は滞在3ヶ月を過ぎたらフランスの健康保険に加入するつもりなので、費用を抑えた保険を選びました。
一年間€540で、パリに支店もあります。
ただ、保証書はメールに添付されてくるので、大使館に提出する原本を送ってもらう必要がありました。
メールでの問い合わせも迅速に対応して頂けました。
パリからの普通郵便なら無料でサービスだそうですが、追跡不可ですし、フランスの郵便事情は信用できないので
3000円追加料金はかかりましたが、追跡可能なヤマト便にしてもらいました。
ちゃんと4日で到着!さすがクロネコさんです
16.移民局提出フォーム
これも大使館HPからダウンロード。
フランス入りしたら、すぐに移民局に郵送するものです。
地方で受領のために大使館に来館できない人は
レターパック510に自分の情報を記入済みな物を準備します。
「様」を消して「行き」にしてましたが、消されて「様」を上書きされます。もう様のままでも良いのかもしれません(笑)
フランス大使館も大使が代わってから対応が良くなったと聞いていましたが、確かに前回より(隣の日本人女性担当者)口調が丁寧になっていたように感じました。)
私の担当のフランス人男性も親切丁寧に対応して頂きました。
ワーホリの時は写真と指紋も提出ブースで撮られたと思うのですが、今回は左のブースで支払いを済ませてからでした。
そして1週間で無事受け取りました。
大使館が「PACSはビジタービザで」と言っているので、書類を準備すれば大丈夫だと思います。
ワーホリ時と違いフランス入国してからの手続きが続くので大変そうですが
ケ・セラ・セラ
で乗り越えていこうと思います