〜つぶやきキドーのぼやきのようなつぶやき。"リハビリなう。"〜

皆さんこんばんは。

今日のリハビリはコアトレーニングを行いました。
毎朝の習慣になりつつあります。継続、継続、ですね。

さて、5夜連続の2夜目のテーマはゴールドコースト生活で感じた「人生観、仕事観」について紹介します。

話したいエピソードは非常に多くあるのですが、
今日の1回で話し切る自信はないので、最も印象的だったエピソードを紹介したいと思います。

オーストラリアではなくゴールドコーストと書いているのは、
シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの都市はまた異なる性質なので、
他の都市での話はまたおいおい紹介していきます。


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ブログでも、何度か、近所のビーチ沿いでCOGYを漕ぐ写真や映像を紹介してきました。

ゴールドコーストの生活で一番驚いたのは、僕がCOGYでビーチ沿いをこいでいると、
17時以降になると多くの人がビーチをランニングしたり、サーフィンしたり、犬を散歩させたり、
自転車を漕いだりしていることです。

世代的には、おじいさん、おばあさんはウォーキング、
20代~30代の若い女性は音楽聴きながらランニング、
働き盛りの30代~40代男性はサーフィン・・・そんな感じでどの年齢層の人もそこにいます。

または、家族で遊んだり、ビーチ沿いに設置されたBBQセット(誰でも、いつでも、無料で使用できます)で
食事をしている家族も目にします。

気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、、、
これが何を意味しているか分かりますか?

みんな、夕方ごろには仕事を終えて、自分の時間や家族の時間をエンジョイしているんです。

たまたまビーチに来ている人が多く見えるだけなんじゃないの?そう思われるかもしれません。
もちろん、現地でも遅くまで仕事をしている人もいます。19時?とか、20時とか。
でも、確実に、そっちの方が稀です。

実際、ゴールドコーストのカフェは昼過ぎになると閉まります。
営業時間、AM6:00~PM14:00。コレが普通です。
そもそも、夕方開いている店があまりありません。

また、忙しい人達は、「今自分は忙しい」ということを自覚しています。

僕のまわりにも、そういった友達がいました。
例えば、オーストラリア人で現地のラジオ局で働いている友達は、
「かなり忙しいよ。毎日20時くらいに帰ってる。でも、今は稼ぐべき時だから仕方ない。今の仕事が好きだし。good busyだよ。」
そう言ってました。

では、そんな忙しい仕事が嫌になったらどうするか?
仕事を変えるんです。転職ですね。

実際、僕が通っていた語学学校の先生は、40歳くらいですが、2回転職しています。
前職はホテルマン、その前は動物園のガイドマン(案内人)をやっていました。

「動物が好きだったから動物園のガイドをして、
結婚して、お金を稼がなきゃいけなくなったから、ホテルマンに転職。
ホテルマンは、土日は休日でみんながシフトに入りたがらないから積極的に土日に仕事を入れていたと。
しかし、子どもができて、休日は家族の時間にしたかったので、英語の先生に転職した。」

そんな話をしてくれました。
そんな彼は、毎日早朝サーフィンをし、昼過ぎに学校が終わり、午後はサーフィンと家族の時間にしています。

そのくらい転職に対するフットワークが軽い。

優先順位が、家族>自分>仕事、なんですね。

じゃあ、日本はどうか。
少なくとも僕の場合は、
仕事(休日出勤)>自分(休日はサッカー)>家族(時間があれば夫婦で過ごす)、でした。

日本だと、「ごめん、その日仕事だから無理。」当然のように言ってました。
「ああ、仕事なら仕方ないよね。」僕もそう思っていました。

逆に、後輩が「すみません、週末両親が東京に来るので仕事休みます。」って週末のプレゼン準備を断ったら、
気持ちよく「いいよ。」と言えていたか?と聞かれると、自信がありません。苦笑

ここで仕事観を人生観に照らしてみたいのですが、
果たしてどっちが「しあわせ」なのか?

もちろん、人それぞれなので一概に比較できません。
でも、僕には、夕方までしか働いていない現地人がみんな生活に満足しているように見えました。

もしかしたら給料は日本よりうんと安いかもしれません。
でも、毎日は充実しているように感じました。

良く見えたのは僕の無い物ねだりかもしれません。
ゴールドコーストの解放感から、ただうらやましいと感じているだけかもしれません。

実際、日本にもゴールドコーストにも、良い面も悪い面もあります。
ゴールドコーストは人に余裕がある一方で、時間がゆるやかに進むので日本人のように仕事に正確さや敏速さはありません。
納期もテキトー、クオリティーもだいたい。そんな話もよく聞きます。

一方日本人の勤勉さはオーストラリア人には絶対にマネできませんし、大きなストロングポイントだと思います。
実際にオーストラリア人にも尊敬されています。その証拠に、みんな日本車を選び、大切に乗り続けます。
日本ブランドの商品に象徴されるように、本当に日本人の仕事のクオリティは高く、サラリーマンの能力平均値は異様に高いと思います。
でも、オーストラリア人の誰もマネしたいとは言いません・・・。苦笑

どっちがいいか?
どれだけ考えても、全員が納得する答えはないと思います。
僕も、「こうあるべき。」と断定できません。

でも、僕の中での結論は、
自分が日本の会社にいたとしても、ケガをする以前よりは、「仕事よりも家族、自分の時間を大切にする努力をし続けなければいけない。
そうやって意識を変えて、少しでも行動にうつすこと。」

自分にとっての結論は、それしかないと思っています。

以上、長くはなりました。最後は少し駆け足で結論に行ってしまいましたが、
今日のブログに関しても、ご意見やご感想があれば、なんでもご連絡ください!

引き続き、よろしくお願いします。

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