vol.11 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第 4章~

皆さん、こんばんは。

今日は、通勤の電車で、メンタリストDaiGoの

「『好き』を『お金』に変える心理学」

という本を読みました。

その本の最後に、自分の”好き(なコト、なモノ)”を見つけるために、
今の自分の人生において、絶対に欠かせない3つのことを考えてみてください。

という趣旨の問いかけがありました。
僕がすぐに思いついたのは、「リハビリ」と「話すこと」という2つでした。

リハビリをすることで、毎日の成長、自分が0.1でも0.01でも成長してると実感できます。
実際に、僕は「脚(の動く筋肉)を1日1000回動かす」というノルマを自分に課していますが、
毎日1000回動かしていると、ほんの少しずつ、自分の脚の中で動く感覚が少しずつ成長していっているのを感じます。

”話す”ということ。
最近、就活の時期ということで、現役の学生のOB訪問を受けることが多いです。
先日も、2時間半ほど話しましたが、おそらくその80%以上は自分が話して話して話し倒してました。笑
でも、それが自分を表現できる大切な時間の1つなんだと実感できます。

そんなことを考えていると、入院中はよく「リハビリ」と「面会」が生きがいだ!って話してたなあと思い返されました。
最近、会う方から、「なんでそんなに前向きになれたんだ?どうやって乗り越えてきたのか?」と聞かれます。

入院中、その頃の生きがいはまさにリハビリと面会だったんです。
むしろ、その時はそれ以外無かったんです。

寝たきりの状態から、リハビリをして昨日より少し成長した自分を感じることで、、、
1年後は、10年後は、って、成長した自分を想像したくて、、、
今日もウンコを垂れ流してショックを受ける自分を救うのは、目の前の成長を感じることだけだったんだと思います。
リハビリの成果を実感して、失禁している自分の小ささを打ち消すことに必死だったと思います。

それに、毎日、毎日面会に来てくれた人に、リハビリの成果を話すのが、何よりも生きがいでした。
来てくれた人が抱いているであろう心配をかけさせないように、
今日はコレができた!明日からはこれをしたい!そうイキイキと話すことで、
同時に自分が抱く将来への不安を払拭したかったのかもしれません。

でも、間違いなく、リハビリと面会が、自分をここまで前向きにしてくれたんだと思います。
毎日のリハビリが自分を成長させ、それをみんなに話すことで、さらに明日のリハビリのモチベーションを
高めてくれていました。

今の自分がいるのは、その時の毎日の自分(リハビリ)と、周囲の声援(面会)のおかげだと思います。

そして、今の自分に欠かせないコトの3つ目は、人に話したくなるような”体験をすること”だと思います。
イキイキと話すためにインプットさせてくれる体験、どんどん新しい体験をすることです。
しかも、車いすになった今、自身が体験することは、人生で初めての経験ばかりです。

新しい体験を求めて、2週間後、今度は一人でスペインに行くことを決めました。
車いすから見るスペインの街並みはどんな景色か、また配信を楽しみにしていてくださいね。
(参考 :「『好き』を『お金』に変える心理学」 DaiGo著 PHP研究所)

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