友達と久しぶりにランチをしました。

友達と話をした内容が、海外の会社で働く私も思わず、考えてしまった内容でした。

 

友達は、

「会社の子で、イライラさせる子がいて、その子が会社で
言った一言がすっごく頭にきてさぁ」

会社の子
「外資で、英語喋れない社員がいるって考えられない!」
友達
「そんな事ないよ、色々な部署があるから不必要な部署もあるし…」
会社の子
「いやいや、外資は喋れないと!ダメですよぉ〜」
 
その会社の子は、親は日本在住で、中学高校はインターナショナル。
大学はよく分かりませんが海外の学校に行ってました。
 
素晴らしい経歴なんですが、

英会話も日本語もイマイチ上手く相手に伝える事が出来ず、敬語も使えず

上司に、
「あれで良いの?」
「〜やっといてもらってもいい〜?」
「〜じゃん?」
しかも丁寧なビジネス英語も使わず、海外の上司に
「この子何言っているか分からない」
と言われるらしく、私は友達の言いたい事が分かります。

海外生活の経験ある方全てが、この子のようではないですが、私も出会います。

英語喋れる事が一番良いと勘違いをしている人(親)を

小さい頃から英会話や英語塾などに通わせ、
「自分が喋れないから。子供だけは喋れるようになって欲しい」と
日本語(母国語)も理解していないうちから、熱心に習い事に通わせている方
「海外で活躍して欲しいから」
小さい頃からの教育は、三つ子の魂百までとは言いますが、

 

母国語が喋れないところに、親も友達も使わない、外国語。

 

海外に住む方や、住まれている方は別ですが、母国語がある程度、読み書き出来ないのに、習い事の英会話。

 

習い事をきっかけに子供が外国語に興味を持ったらチャンスですが、

私の経験上、中途半端な教育になってしまってる気がします。

 

第一に日本の教育に問題があるのは前提ですが…

 

イタリアでは学校での教育も違いますが、先ずは母国語からの教育らしいです。

(私のイタリア人の友達にこの話をしたら教えてくれました)

 

私は、自分で外国の学校へ行きたいと思い、渡米しましたが、
勉強したいと思った年は、高校卒業後でしたから
渡米して日本語の難しさも、今も尚思っています。
 

じゃあ、いつから勉強するの?

難しい選択ですが、いつからの前に、

親も英会話に興味を持ち、英会話学校へ行ったり、外国の知り合いと話をしたり、

独学でも勉強する事が、第一だと私は思います。

習い事から興味を持ってもらえる事がチャンスで無駄ではと思いますが、

 

何事も中途半端が、社会に出て苦労するのは間違いないですね。

学校教育の方針が変わって欲しいと改めて思いました。