秋の乗り放題パスの旅、2日目です。


この日に乗るのは釧路駅から根室駅までの花咲線と、釧路駅から釧路湿原を通って網走に通じる釧網(せんもう)本線です。

根室も釧路湿原も車で行ったことはありますが列車は初めてです。

特に釧路湿原は、霧が立ち込めているところは見たことがあるので今度は晴れているところを見たくて、とにかくこの2日目が快晴の予報の日を選んで旅行日を決めました。


そして・・・




予報どおりの快晴に。

 

朝8時過ぎの釧路駅です。


まずは花咲線で根室に向かいます。

2時間半ほど乗ります。





絶景ポイントが見える右側の席が人気で、わたしも右の窓側に座ることができました。



この路線に乗るのはほぼ観光客だったと思います。心置きなく写真を撮ったりできる雰囲気でした。


ただ、窓が汚れ気味で、全体的に写真や動画が鮮明には撮れませんでした^_^;



釧路の街を出ると前半は森の中を進んで行きます。写真には残せませんでしたがエゾシカも3回見ました。


そして急に目の前の景色が開けます。

牡蠣で有名な厚岸(あっけし)の辺りで、絶景ポイントのひとつです。




海がとても穏やかで、水面がキラキラして綺麗でした。


この後は、一番見たかった湿原エリアに入ります。


別寒辺牛湿原です。(ベカンベウシ湿原と読むらしい)



こんなところに線路を通すってすごいですよね。

地盤はどうなっているんでしょうか・・・



そしてついに日本最東端の駅、東根室に到着です。

 

 

でもここで終わりではなく、次が終着の根室駅なのです。

東根室駅から線路がカーブになっていて、根室駅は少し西に戻った位置にあります。



すぐに根室駅に到着しました。


 

ついにここで行き止まり。

もう次の駅はありません。


 

 根室駅は有人の駅としては最東端です。

(さっきの東根室駅は無人駅です。)




ここから車などでもっともっと東へ行くと納沙布(ノサップ)岬があって、そこに至るまでの道では広大な手付かずの大地を見ることができます。


去年訪れたときはそのダイナミックな光景と、普段見るものとは全然違う植物など、わたしの知らないところにこんな日常があったのかと感動しました。


今回はわずか15分ほど駅に降り立っただけですが、去年とはまた違う楽しみ方ができて良かったです。



さっき乗ってきた列車にまた乗り込んで釧路に戻ります。



今度は反対側の景色が見える席に座りました。


根室駅を出発し、東根室駅を過ぎて間も無くすると、遠くに青くうっすらと山々が見えました。

動画の右端の方に映っているのは多分、国後島です。


 

 

↓切り出した画像で見ると、左のなだらかでツンとした山頂のが国後島の泊山(とまりやま)。右の丸っこいのが国後島の羅臼山(らうすやま)だと思います。




↓下の地図の右下のポイントから見えた景色です。




ちなみに去年、↑の地図の標津町の辺りから薄く「つ」の字に突き出ている野付半島というところから国後島を見ました。


めちゃくちゃ近かったです。



さて、この先は牛が見えたり


 

 紅葉もたっぷり見ることができました。


 

帰りは「快速はなさき」だったので、少しだけ乗車時間が短かったです。


花咲線の旅はここまで。

この時点で13時過ぎです。


2日目はまだ終わりではありませんが、長くなってしまったので一旦切ります。


◼︎2018年根室旅行の記事