10月14日に観劇した舞台の感想です。
最初、行くつもりはなかった。
(舞台か、行きたいなぁ。きっと無理だなー…)
そう思ってメルマガすら読まなかった。
申し込み締め切りのお知らせメルマガをなぜか、たまたま読んだ。公演お知らせ系は関係ないと開いて読まないでいたのに、なぜか読んだ。気づいたら申し込みしていた。
土曜日の昼公演、大阪なら日帰りできる。
日にちが近づき、木曜日子どもが熱をだした。
あー…行けないかも。
旦那は熱あるの見れないだろうしなぁ…
やっぱり行きたい時期なのかな、我慢すべきかな。
って誰にも相談もしないで自己完結していた。
金曜日には熱も割と落ち着き、食欲はいまいちだけど元気だし、大丈夫…行けるかなと旦那さんに確認する前に…
「明日、ポータブル充電いる?充電しとくよ」
って旦那さんから背中押してくれた。
翌朝、電車に乗り大阪へ。
会場でソワソワしながらも始まりを待つ。
懐かしさを感じながら、久しぶりに会う仲間と変わらない会話。
会いたかった方に会えて、お話もできた。
座席は、舞台観劇には最高の会場真ん中あたり。
(全体が見渡せるからストーリーに入り込みやすい。逆に最前だと迫力はあるけれど目の前重視になりがち、ただ細かい表情はよく見える。)
客電が薄暗く、ステージが明るくなる。
大好きな人が出てきた…
あっという間の2時間。
事前に一回じゃ内容難しいと聞いていたからすごく真剣に見た。過去と今を行ったり来たりするからちょっとこんがらがる。
後味の悪さはあったけれど、話は面白かった。
いろんな不届者がでてきた。
みんな何かを守りたくて、認められたくて必死。
自分を変えたくて、何かを掴みたくて…
だんだん麻痺してきて、守りたいもののためにしていたはずなのに、罪を消すために罪を重ね、信じられなくなっていく。
結局は、言葉の行き違い。
今まで、その人の舞台をいろいろ見たけれど…
こんなかっこよくない(笑)役は初めてみた。
なんか、イラッとすらした。
だけど…すごくしんどい役だと思う。
大変だったろうな。
やりきった彼をわたしは、また尊敬し、また好きになった。
なにより、ステージで歌う彼を見れたことが一番嬉しくて、ステージの真ん中で歌う彼が一番好きなんだ。
いつだか、やっぱり原点やろと言われたlive。
いくら蓋しても隙間から音や光が零れてくるから忘れられない。
もう諦めない。
仲間とまた来月ね。
って言って別れた。
この感じも懐かしくてなんか嬉しい。