稽古帰りに無性にギターが弾きたくなりました作演出の岩崎です。
稽古中に度々テンポの話をします。
会話にしろ動作にしろ心地いいテンポって、大事なものです。
血の巡り、呼吸、相手との間に漂う空気感、全てが綺麗にはまった時、演っていても見ていても明らかに心地いい瞬間が訪れます。

加えて、革新的な試みへの心も必要です。
元からあるものを1つ1つ確認して磨いていくことも大切ですが、新しいことをいれていかないと気づかないうちに色々なものが錆びてしまいます。
芸術にしろ仕事にしろ若さにしろそういうものだと思います。
変わらないでいてほしいのは懐かしい風景と家族くらいでしょうか。

そんなわけで、芝居もロックも、心地いいテンポで、新しい試みの心見で演じるものかと思います。

劇団綺畸2015年度新人公演『水星劇場』
3/19(土) 19:00
3/20(日) 14:00/19:00