This is a pen.
日本の英語教育の七不思議のひとつ、
皆が口を揃えてこのフレーズ。
いつ使うのか分からない。
ペンだって見りゃ分かるし。
でも「This is a pen」は日本人の「はじめての英語」と同義語です。
文法を習う上では簡単な構成なのかもしれませんが。
ペンって
もっとテンション上がる物にすればいいのに。
中学生のテンション上がる物。
最新版のスマホとか?
「This is a new smart phone」
一気にジョブス感上がっちゃいましたが。
話を戻して。
アメリカ滞在4年間で「This is a pen」使った事ありません。
ペン語ってる余裕ありませんでした
「分かんない〜」I don't get itとか、日本でもこういう事を最初に教えた方が良いのでは。
でも日本の英語=文法を学ぶこと、なので、実用的は二の次ですね。
だから「This is a pen」っていつ使うんだろうと、一度真剣に考察してみたくなりました。
使い時①
ペンと言う物を知らない、赤ちゃんに教える
でも特別ペンに興味のある赤ちゃんっているのでしょうか?
そもそも、人間ってどの成長ステージでペンを認識するのでしょう。
何だか幼児教育の研究テーマっぽくなってきました。
赤ちゃんの頃から毎日「This is a pen」と言い聞かせれば、ある日「This is a pen」と言い返してくれるのでしょうか。
でも毎日乳児に向かって「This is a pen」
狂気のはらみっぷりが尋常じゃない。
却下。
使い時②
目の見えない人に伝える
「見りゃ分かる」の突っ込みから派生して考えてみたのですが、目が不自由でも「見る」って言葉使いますよね。
表現すみません。
全盲の友人がいるのですが、大体触れば何か分かります。
変な丸っこい猫の置物を渡して「これなーんだ」って聞いても「ねこ」と即答されますし。
ただ、遠くの物・触れない物は見つけられないので、使うとしたら
「There is a pen, on the desk」とか、かな?
却下。
使い時③
ペンを知らない社会の人に伝える
例えばアマゾン奥で暮らしていて、ペンを見た事無い人たちがいて...
でもアマゾン奥地に行く機会、まず無いし。
万が一行ったとしても、まず弓矢で殺されないかの心配しなきゃいけないし。
さらに十万が一、彼らと話す事になっても、ペンよりも説明しなきゃいけない事の方が多い気がする。
却下。
使い時④
エイリアンに伝える
ほぼ③と同じ理由で却下。
さらにそれどころじゃない事態になっているはず。
使い時⑤
認知症対策
テレビで見ましたが、認知症になると物の名前が出にくくなるらしいです。
短期記憶と長期記憶、脳の仕組みは色々あると思いますが。
「これね~なんだっけね~」
「This is a pen」
おばあちゃん、私のこと分かる?
(´;ω;`)ブワッ
書いててペンなんかどうでもよくなる程、泣きそうになってきました。
却下。
使い時⑦
おもしろ文房具
答えは家にありました。
↑注射器に見えますが
This is a pen
なのです!!
こういうペンのシチュエーションで使うんですね。たぶん。
じゃあ、よく教科書で見るこのような挿絵は
こうであるべきなんです。
マジで?!
これが?!
ペン?!
と皆が食い付くこと間違いなし!!
あ〜正しい使いどころ分かってスッキリ〜( ´∀`)✨
いつにも増して、お付き合いありがとうございました。
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