敬天愛人アマチュア大会のルールミーティング&審判講習を重ねています。
メインレフリーは鹿児島の「敬天愛人」でも審判をしてくれた3人、鬼木審判長、安藤さん、井上くん。
そしてサブレフリーを務めてくれる勝田さん、ルタさん、木村さん、石田さん。
選手の安全を最優先事項としますので、「選手から不満が出るくらい早く止める」ことを共有しています。
そのつもりでよろしくお願い致します。
以下は6/2の敬天愛人手合わせ稽古会で頂いた質問に対する回答とルールの追加詳細です
①まず頭部以外への肘はルールブックを確認したところ有効でした。
僕が曖昧で申し訳ありませんでした。
ただし地面と垂直に突き刺すような肘は禁止とします。
またグラウンド状態でのボディーへの膝蹴りも有効です。
(壁もコーナーもなく、膠着もないこのルールではその状況は起こりにくいとは思います。)
②下からの三角締めで固めた状態での下からのパウンドポイントに関してですが、まず下から三角が深く入りしっかり固めた状態は噛まれることもなく優位なポジションであるので有効です。その状態で三角締めが極められないが相手も抵抗できずに下からパウンドを打ってる状態は3秒ごとにポイントを加算します。
その際に上の選手が持ち上げて帯下まではバスター有効、帯上まで持ち上げたら「待て」をかけます。(腕十字も同様です)
③短刀勝負にて試合中に衣装を脱いで防御ののために使用することは有効。帯は不可。
短刀を奪った場合も1ポイントとなる。
④集団戦で場外に押し出された場合は副審が5秒数えて指示をしてからの復帰となる。
その際に正方形の試合場の押し出された位置を含む一辺の任意の位置から戻る。
⑤どの種目も延長戦の副審判定は基本的には僅差でもどちらかに判定をつけますが、どうしても甲乙つけがたい場合は引き分けになることもあります。
⑥皆さん初めてのルールで戸惑うことも多いと思いますのでレフリーはなるべく試合を止めずに口頭注意で反則を指摘します。その指示に従えなかった場合試合を止めて反則を取ります。危険な反則に対してはすぐに試合を止めて反則を取ることがあります。
※ルールの原則として「安全の確保」と「実戦だったら有効かどうか」があります。
そしていろんな考え。技術体系、レベルの人が挑戦できるように段階的なルールを作っています。
ルールブックもより詳細に書き加えていますのでしっかり読み込んでください。
https://www.toriaez.jp/s2487/cont3/11.html