キムビアンカ「SEXは物事の中心よ」 -9ページ目

ウタ様とお呼び 47

もつれ合ったまま濡れた服を脱ぎ棄てていく。

男の熱い肌がアタシの冷たいそれを覆う。

勃起しているソコを
指先で愛撫しながら吐息を耳元で味わう。

騎乗位で挿入した瞬間に
アァ…! と呻いたアタシの声だけが
暗闇に吸いこまれた。

アタシは動物だ。
理性なんて知らない。
突き上げる快楽で死んでしまいたい。


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2012年1月9日(月)0時 Twitter更新
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ウタ様とお呼び 46

わっ!
男は不細工にコケた。

上に座ってマウントを取る。

温めてよ。

は⁈ 何言ってるんですか⁈

アタシじゃイヤ?

そういう問題じゃ…あなたの名前も知らないですし…。

名前なんかどうでもいいでしょ?

あえぐ男の唇を奪う。

程なく彼は観念したように舌を返してきた。

ただ繋がりたいんだ。欲望のままに。

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2012年1月8日(日)0時 Twitter更新
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ウタ様とお呼び 45


古い一軒家の引き戸の横には、
かろうじて寮と読める表札。

汚いですけど、どうぞ。

畳敷きの部屋に通された。

ありがと。

えっと僕は怪しい者ではないです、
だから安心して休んで下さい。
今日は僕しかここに居ませんから。

寒い...。

あ、そうか何か着替え持って来ますね。

行きかけた男の足をひっかけた。


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2012年1月7日(土)0時 Twitter更新
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