明治天皇「さしのぼる、、、」 | 和歌から学ぶ日本の心

和歌から学ぶ日本の心

素敵だなぁと感じた和歌をご紹介します。
日本の歴史、伝統文化の魅力を一緒に感動していただけると嬉しいです。
また、まだまだ「和歌、、、わからん!」の身なので、私が和歌を学ぶ成長日記でもあります☆

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皆様おはようございます
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(富士山)

今日は御製(ぎょせい)についてお話します。御製とは、天皇陛下がお詠みになった和歌です。おほみうた(発音はおおみうた)、とも言います。

私たちは御製を拝読することで、天皇陛下のお考えを知ることができます。

まずは明治天皇✨
10万首以上お詠みになり、歴代天皇陛下で最も多く詠まれています。
(ちなみに、10万首は1日1首で274年かかります💦)

江戸時代と明治時代の違いをイメージしていただくと、明治時代の求心力であった明治大帝のご存在の大きさがわかると思います。
江戸時代では土佐藩、長州藩、という「藩」がお国(故郷)だったけど、明治時代は日本という単位がお国になり、まとまって、近代化を進めていった時代ですからね。

さしのぼる朝日のごとく さわやかに
もたまほしきはこころなりけり

朝日のようになりたい!
つまり、昇る朝日のような爽やかな心を持ちたいものだ。って和歌です。
びっくりですよね。なんて素直で謙虚な大御心(おおみごころ…天皇陛下の御心)!

こうやって、自然界のものを先生(お手本)にするのって、昔っから行われていたことだろうなって思います✨
私も天地自然の神々を先生にして、爽やかになりたいです。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
今日も一日、あなたがイキイキと
生きられることをお祈り申し上げます✨