はじめまして&ご存知の方も改めまして!

着付師&着物スタイリストのYokoです。

着付け活動は以前からOLと兼業で続けていましたが、このたび専業とすることを決め場所も新高円寺に移し、Kimono Antique Roseと屋号も変えてスタートすることになりました。

ひょんなきっかけから20歳の振袖を作ることになり、お世話になった和裁士さんのご縁から母と私の着物ライフが始まりました。
当時は着物を着せてもらって大好きな歌舞伎を母と観に行くのが定番で、着物への興味と魅力から着付けを本格的に習うようになり、少しずつお仕事をさせて頂くようになりました。

着物は本当に素晴らしい日本の文化であると共に現代の洋服社会では持っていない、着れない、わからない人も多く廃れてしまうのではないかという不安要素もあります。

衣服としての面だけでなく、着物を作るまでの手の込んだ過程から日本独特の織、素材、紋様、絵柄、機能性、日本の繊細な伝統芸術、各職人さん達の技術は日本人が誇れる大切なもの。

そんな着物にまつわる日本の伝統文化を大切にしつつ、一方で現代社会にあった着方やアレンジも着物を若い人達、全く知らない層にも知って欲しいと思う気持ちから自分流の着物スタイリングも始めました。

今年企画スタイリングプロデュースした「Kimono Styling For Artists」は自分が趣味で続けてきたダンスや好きで見てきた舞台、アート、芸術の要素を取り込んだ衣装としての着物の提案です。
正統派で着るのも現代風にアレンジするのも、どちらも着物を大切に思う私にとっては大事なこと。 そして、今の年の私だからできること。

着物も着た人もどちらも素敵~!と思えるような確かな技術とセンスと美意識の高さを持った着付師になって行きたいです。

詳しい想いはこれから随時コラムに綴っていきます。少しでも着物に興味を持つ人が増えますように。

2015.12
Kimono Antique Rose 主催
Yoko Nakamura