Kimono Antique Rose を始めるにあたり、私の特徴というか強みは何だろう?と
思った時に、出てきたのはやっぱり

「正統派から現代風までできる」

ということかなーと思ったのです。
着物の世界では若くも年配でもなく、ミセスでもない微妙な年頃(苦笑)

普段の私服はカジュアルな格好もするし、会社ではきちんとOL風スタイルをずっとしてきていたので。
着物も同じように、きちんとする時とカジュアルに遊んで着る時とを平行しています。

私はお茶など和事の習い事をしておらず、最近では結婚式参列もそうなくなり(笑)きちんと着物を着る機会が減ったのもあるので、カジュアルなイメージしかないように思えますが。

去年の着物姿をまとめてみたら、袴もありますが私は至って普通に着ているかなーと。
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実はそんなすごい着崩していることはないんです。
イベントでコスプレのようなことすることはありますが、着物も袴も着方は普通で。
合わせる着物や帯、小物が現代風だったり、オリジナルにカスタマイズしているので個性的には見えますが。

冬は寒いのもあり、防寒具は洋装のものだったり、足袋も寒いのでブーツにしたり和洋ミックスもよく見られます。

私はカジュアル仕様ならそれもOKだと思います。
若い人にそういう格好が可愛い♪というところから着物に興味を持ってもらえたら嬉しい。

ただ、それしか知らないとかそういう格好でしか着物は着ない!といい切るのはどうなのかなあと。

きちんと着る=真面目で堅苦しい=着物は難しい

ということはないんですけどね。

着物は普通に着るのが一番綺麗です。

そういうふうにできています。

TPOに合わせて崩すのも遊ぶのもいいし、そういうチョイスもあっていい。

ただそこには基本があっての遊び。

型があるから型破り。型がなければただのぐちゃぐちゃ。」

これは故中村勘三郎さんがとある番組でおっしゃっていました。
勘三郎さんのイメージは歌舞伎では面白い変わったことをする人という印象が強い方でした。
でも新しい歌舞伎を提案したり、アイデアに富んだ舞台を作っている一方で実際はとても真面目に古典をきちんと演じそして伝えている方でした。

着物の着方も同じではないかと思います。

私は現代風の着方もするし、お教えもしますがそういう思想というか着物のキホンもきちんと伝えていきたいです。