2月から働かせて頂いている吉祥寺の着物屋ゆめこもんさんで、先日メンズ浴衣と着物の撮影をしてきました。
こちらのお店は他のお店ではとても数少なく、種類もあまりないメンズに力を入れていて、夏の浴衣の時期も男性のお客さまのが多いとのこと。
夏前に今シーズン入荷の新作浴衣とお店での一押し&一番人気のデニム着物の撮影を人物で撮影をしたいという話は前からしていて。
プロのモデルさんにお願いするのはできないし、お店としてはなるべくお客さまも親近感のある読者モデル的になってくれる男性で誰かいない?と言われていて、考えていたところ、ダンス仲間が着物を着てみたいと言っていたのを思い出しお願いをしてみたら快諾してくれました。
ダンス仲間というのも理由があって、普通の男性はそんなに目立ちたがりではないし、写真を撮るとなると照れたり、恥ずかしがります。
ダンサーはそれないし(むしろ目立ちたがり)、ポーズもある程度普通の人より格好がつくし、デニム着物は特に男性私物品(ハットや靴など)が必要なので衣装として小物をいろいろ持ってるからいいなあと思ったのです。
当日はお天気がいいどころか、真夏日。
日差しが強すぎるのはあまり撮影には向かないのですが、お店の前から始まり近所の井の頭公園まで足をのばし2名で合計浴衣6枚とデニム着物で撮影をしました。
店主自らカメラマン&私は着付け(といっても撮影用の簡易で)&デニム着物のスタイリング、撮影中のお直し、ポーズ指導などをさせて頂きました。
店主さんには私もいつもお店の商品着用写真を撮ってもらっていて、デニム着物で井の頭公園ロケもしました。
コレはお店前の看板に貼ってありますwwもともとテレビ業界にいた方なので、カメラはプロじゃないとは言っていますが目線がやっぱり違うなーといつも思っていて、撮り方もわかるようになってきたので、私もアシスタントしやすかったです。
さて、モデル初、浴衣や着物もほとんど着た事ないメンズ達。
商品着用写真はあんまりポーズという感じではなく、自然に商品がよく見える感じで映るのがいいんだなーと最近わかってきた私。
最初はぎこちない感じではあったけれど、そこはダンサー。フリ覚えるより楽ですし(笑)ちょっとこうしてみて~と言ったことに対しての反応は早いので私もとてもやりやすい。(そして遠慮せず言える♪)
ダンサーあるあるだなーと思って困ったのは、K君の手がジャズの手になって綺麗すぎたり。
伸ばすとジャズになるから握ってみる。デニム着物でちょっと遊びな写真を撮りたいと思って、適当にダンスのポーズとか踊ってみて!と言ったら、(ロックやヒップホップなイメージ)
「それはちょっとトンガリすぎ!」「顔がイカツクなる!」
と店主のご指摘を頂きました(笑)
飛んでみて~!のポーズ。
以前にポージングのレッスンを受けた時に、ダンサーはやり過ぎの傾向があると私も言われたことがあります(苦笑)
自然で何もしていないナチュラルな姿の方が写真的にはいいんですけどね。
いろいろやりたくなって動きが大きくなるのがダンサーの特徴です。
ここは今後切り替えできるように改めないといけないところですね。
トータル3時間くらいで撮影終了。
モデルをお願いした2人には楽しかったと言われたし、いい写真がとれたし、評判もいいそうなのでとりあえず私もほっとしました。
着付師としてメンズ着付けは勉強したし、男性着付けもしてきましたが、それでもメンズに関しては私もわからないこと多いし、知らないことも多いので今回の撮影もとても勉強になることばかりでした。
お店にはもう浴衣が沢山ありますが、浴衣を見に来たり、買いにくる方は昨日も男性物のお客さまが多く。
浴衣と帯の組み合わせも沢山あるので、手早くお客さまの好みやイメージをお伺いして提案するのもとても鍛えられます。
店員さんとして、この夏を超えたらメンズ浴衣マスターになるかな?くらい、今年は頑張ります。(もちろんレディースもです♪)
お店のHPでの写真と記事はこちら。
浴衣
http://yumecomon.com/2016/05/12813/
デニム着物
http://yumecomon.com/2016/05/12786/