2月に行われた調布市の旧道さんぽに続き、7月は朝顔まつりでの着付けのお手伝いに行きました。
前回同様、希望者の方にレンタル&着付けをするというサービスですが、今回は夏なので浴衣でした。
調布市役所の方から今回も調布市にある大学の留学生向けにチラシを作成し告知して頂いていたので、やはり留学生の女性達から予約が沢山入りました。
今回お借りした会場は洋服の生地屋さん。カラフルな布たちの上にカラフルな浴衣達をかけておくと、目にも鮮やかな背景に。
留学生の方々は全部で12名。日本人の方も含め、インド、インドネシア、フランス、ベルギー、台湾の方々。
好みの浴衣を選んでもらって、着付けをして外へ。
今回はボランティアでガイドをしてくださる方がいらっしゃったため、全員団体で会場や近隣のお寺、お店などに入り飲食も楽しんだそう。
街歩きは同行できなかったのですが、撮って頂いた写真を見ると本当に皆さん嬉しそうで、楽しそうで見ていてこちらもとても嬉しくなりました。
着替えに帰ってきた際も、前回もそうでしたが皆さん本当に綺麗な日本語を話し、礼儀正しく日本人以上に日本に興味があり関心がある方達だなあと思いました。
今回のイベントも留学生に限定していたわけではなく、日本人でももちろんOKだったのですが関心は留学生の方達のが高かったようです。
打ち上げでガイドの方とお話をしたところ、皆さん最初はやっぱり苦しいというか窮屈で何でこんなに紐やらいろいろつけるのだろうと思ったそうなのですが、こうして着付けをすると着崩れることなく、浴衣が着れるのだということが体感できたそうで、着方を習いたいとも言っていたそう。
なかなか日本人でも浴衣も着れないだけでなく、着方を覚えようとか習おうと思う人が増えない中(皆さん関心はあると言いますが)日本に言葉だけでなく文化を学ぼうという姿勢で来ている外国人の方の方が学ぶ意欲が高いのだなーと。
同じ日本人としてはちょっと淋しい気持ちもするのですが、楽しそうで可愛らしい彼女達を見たこの日の日本人が「やっぱり浴衣や着物はいいな」と思って着るきっかけになれたらいいのになと思わずにはいられませんでした。