Kimono styling 〜からはや2年。

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次回作を作りたいと思いつつ、なかなか実現に至らない(考えがまとまらないという感じですかね)今日この頃ですが、少しづつでも作品作りはしていこうと思って動き始めました。

 

今回は昨年末とあるポップでファッショナブルなメンズ着物屋さんの1周年パーティでたまたまお隣でお話して知り合った男性ヘアメイクさんと和装で作品撮りをしたいという話になり。

今年に入ってから私からお声かけして、急遽という感じになりましたがお友達のカメラマンさん、モデルになってくれるご友人を紹介して頂いて撮影してきました。

 

事前にやりたいヘアメイクの案を頂き、お互いになんとなくテーマを考えて合わせてみて、それぞれやりたいスタイルをやるというなかなか難しいことをしてみました(笑)

 

テーマは”和洋装甘辛ミックス”でカッコイイ系の女の子で。

ヘアがかっこいい系なので、着物に帯ではなくコルセットを提案してみました。

着物は母の友人から頂いた銘仙の着物。

コルセットは繻子の帯からリメイクして作った帯コルセット。一応教えて頂いて自分で(半分くらい手伝ってもらって)トウキョウジョウさんで作りました。

下にはレース系フリルのスカートをはいてちょっとチラ見せ。

小物はブーツにレースのグローブ、今年の流行も意識してレースのチョーカーで。

春らしくもしたくて、着物はピンクで小物を黒で引き締める感じで。

 

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私が今回難しいなーと一番思ったのは、モデルさんの写真はもらっていたけれどお会いしたことがないので果たして私のしたいスタイリングが似合うのかな?ということ。

もちろん事前に準備をしておくけれど、最終的には当日合わせてみてから決めようと思ってはいたのですが、そうなるとなんか不安というか、大丈夫かなあ?とずっと思っていて。

 

当日お会いしてみて、瞬間に「あ、大丈夫だ!」と思えたのでよかったのですが、どうも私はそこが肝心みたいです。

前回のKimono styling〜はスタイリングは決まっていて、それに合うモデルさんを探してお願いしたのでそういう心配はなかったんですね。

お仕事ではそういうこと当たり前になると思うし、今回はいわゆる勉強会のようなものなのでそんな心配しなくてもいいのかもしれませんが、なんかそこが私は一番勉強になった気がします。

 

結局スタイリングはモデルさんあってのものなので、自分がやりたいものを着せるのではなくその方に似合ったものをつくるのが最終的にいい作品になるので、やっぱりモデルさんて大事な存在なんだなと改めて思いました。

 

今回のモデルさんはプロモデルさんではないですが、チアリーディングをしていたりと立ち姿やポージングも形が決まりやすく明るく可愛いけれど格好良くも決まるのでとてもスムーズに撮影が進んで楽しかったです。

私以外の方々は元々お友達で何度も会っている間柄だったので、そういう現場の雰囲気もよくやりやすかったです。

 

今回はあえてアウェイの現場に飛び込むという、結構挑戦的なことをしましたが、自分ではしないことだったり感覚、表現方法がとても勉強になりました。

何でもやってみるって大事ですね。

 

今年は続けて作品作りしまーす!!

 

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photo:スズキリョー
model:鎌田直子
hair&make:千葉良太
styling:中村洋子