昨年に引き続き、今年も調布の布多天神社で行われた「いろどりマルシェ」に参加してきました!
今年は去年からずっと、ステージに関わることがしたいと思っていたのですが。
ちょうど4月に衣装スタイリングをしたダンスチーム「萬屋holiday」の本番を見た時に、ふと着物の衣装で
神社のマルシェで踊ったら雰囲気も合うしいいなあと思って、主催にお願いをしてみました。
それだけでなく、9月にあったタップダンスコンテストのあすかちゃんも着物の衣装だったことや七五三のシーズンというのもありここもまさに合う!と思ってなんと2組も出演をお願いしてみてしまいました。
本当は調布在住だったり調布を拠点に活動しているグループのがよいのだろうなとは思っていたのですが、受け入れてくれたことに本当に感謝しています。
ダンスの方は私もちょっと踊りたいなあと思っていたのもあり、急遽一部一緒に踊るパートを作ってもらいました。
だいぶ久しぶりに人前で踊るのですが、一応何度もリハを見ていたし、みんなのおかげでなんとか形にはなりました。
タップの方はあすかちゃんナンバーだけだと2分弱なので、先生のtonさん含めナンバーを出してくれて総勢5人で30分のステージを構成してくれました。
タップはそのまま踏むことができないので、板も用意して搬入してもらったり、そういう手間もかかるうえにちゃんと音が聞こえるのかとかそういう不安要素もありました。
今回は神社で特設ステージを用意してくれていて、そのステージが音をちょうどよく拾ってくれる造りだったため2本のマイクでも思っていたより音が聞こえてほっと一安心。
サウンドチェックをしていた時点で、七五三のお参りのお子様達がぞろぞろとタップを見に来て立ち止まって釘付けだったり、一緒にバタバタしてみたり。最初に小学生のあすかちゃんが踏んでいたときは、やっぱり同じくらいの年の子だから気になるのかな?子供達が食い入るように見てました。
萬屋holidayはステージの始めでまだ人もまばらだったのですが、タップのサウンドチェックリハのおかげで人もちょっと増え。
ステージは始まってしまったらあっという間に終わり、終わりに私からちょっとした衣装紹介などもしました。
このチームの衣装は女性受けがよくて。アンティークの紫の着物ってなんか懐かしいというか独特の色気があって。
出店や観客のおばさま方にも褒められました。
写真映りもいいんですよね。顔映りもよくて。
何度もリハから着ていたからか、みんなが私以上にこの着物に似合うようになったとつくづく思いました。
全然着物を着たことなかったみんなが着物に似合うようになる。
そういうのもなんだかちょっと嬉しかったりする。
その後はタップステージの着付け。
先日のあすかちゃんに加え、今回はtonさん&タケちゃんペアに衣装を。
三味線の曲で踊るというのを聞いていたので、今回出店もしていて私も所属している「デニム着物編集部」の宣伝も兼ねてデニム着物スタイリングで。
時間がなかったので加工したりは出来なかったのですが、イメージはすぐに決まっていて。
ダメージデニム着物に赤いチェックの帯でおそろいに。ちょうどペアになるものがあってよかった!
本当はリハにお邪魔してこれで踊れるかの確認もしたかったのですが、その余裕もなく、今回はぶっつけ本番。
お試しな部分もあったけれど、そこは流石プロ!なので。
アカペラも曲でも余裕な感じで、全然踊れるよー。と言ってもらえたので本当によかったです♪
そしてデニム着物も気に入ってもらえたので、今後も改善して衣装に使ってもらえそうな。
聖奈ちゃん&詩月ちゃんペアは以前に踊ったjazzの「チュニジアの夜」
和の曲じゃなかったからここはあえて着物にはせず、最後の全員のときだけ羽織を着てもらいました。
このくらいのバランスがいいなーと。
そんなこんなで、あっという間にステージ終了でした!
いろんな方々にも来てもらえて。
いつも応援しに来てくれる萬屋holiday関係者のみなさん。
ちょうど事前に連絡をもらっていてお知らせしたら見に来てくれた私とミナちゃんのjazz danceの師匠NANAさん!
そしてtonさんとも生徒時代に一緒でものすごい久しぶりな再会というミラクル。
NANAさんも着物や和物好きで、今後何か一緒に出来そうな予感です♪
タップの方もファミリーがみんなで応援に来てくれました♪
衣装スタイリングをしただけの私が、イベント出演の交渉をしてその他色々なやりとりを間に入って当日を迎えました。
こういうことをするのは初めてで思っていることが上手く伝わらなかったり、伝えられなかったり、意識が違うこともあったり一人悶々とすることもありました。
でも結果的に出演者もお客さんにも喜んで楽しんでもらえたと言ってもらえたので、やや無理矢理にでもやってみてよかったと思いました。
マルシェを盛り上げられたかとか観客を増やせたのかといえばそこまではまだまだで、でもそれを求めるのはワガママなんだろうなと。
正直なこといえば、ダンス(ワック)もタップも着物もマイナーなジャンル。
だから私は好きなんですけど(笑)
メジャーになることはないのだけどそのジャンルを好きな人、わかっている人達の間だけでやっていくのには限界がある。
知ってもらうための活動はずっとしていかなければならなくって、いい評価とかそういうものよりきっかけが少しでも出来たらいいなっていう種まきが今回のような場所。
初めてタップを見た人はいっぱいいたと思うけど、子供達が音(ビート)に引き寄せられるように集まってきたり、車いすのおじい様も止まって見ていたり。
着物を着ない人が着物の衣装を見て、着物って面白いねって興味をもってもらえることとか。
私がしていきたい活動ってそういうことなんだろうなと今ははっきり思います。
着物を広めよう、着物っていいものだよ!と自分が着物を着て言い続けることではないんでしょうね。
他業種の人や自分が好きなことに関わる人と相乗効果になるような、そこに着物があったりとかそういう感じでいいなと思っています。
まとまらない感じになってしまいましたが。
変化の2017年。
まだまだ面白いこと、楽しいことできるはず!
決意な感じの私。侍みたい(笑)