着物deバールの意図 | きものでおさんぽ、【着物十番】のブログ

着物deバールの意図


着物deバール。

 別名を、 着物でバル、とか ルイーダの着物酒場とか。

ちょっとこの、着物deバールの意図について書いてみたいと思います。

自分が着物を着始めた時、着物のことを聞きたいけど、誰に聞いたらいいか分からない、なんてことがありしました。通常の企画をやったりお譲り会やら浴衣パーティ、そして忘年会をやって思ったこと。
それた多少のベテランになったとしても、お互いがお互いの勉強になるってことでした。

もともと、着物十番のコンセプトは、「友達とふらふらお散歩しながら、着物を楽しむ場を提供する。そのために参加者同士が仲良くなるようなちょっとした仕掛けをする」ことです。

で、結構前から思っていたんですよ。ルイーダの酒場の着物版みたいなのできないかな、と。相互に着付けが勉強になって、友達ができて、楽しく遊べる場が定期的に作れないかって。

ちょうどお世話になっているイタリアンバール。イタリアには、バール文化というなかなか面白い文化があるんです。イタリアには16万軒ほど、バールというcafeがあり、イタリア人はお気に入りのバールに一日に何度も足を運んで、生活のリズムを作ってるんだそうで。
面白いなって思うのはバンコっていう立ち飲みスタイル。
立ったまま高い机でちょっとエスプレッソを飲んだりし、隣の人とお話をできる文化があるんです。日本だと近いのは角打ち(酒屋の横に併設されてて立ち飲みができるスペースですね)だと思うんだけど、積極的にとなりの人と話すって訳でもないかと。

いろいろ考えました。で、思いました。
ルイーダの酒場的に、パーティ組める(友達できる)場を作るなら、バール文化がぴったりなんじゃないかなーと。


で、いつもお世話になっているバールデルソーレに相談して、OKでました。
お得なチケット発券してもらいます。

とりあえず、うまく回せるか様子見しながら、試運転やりますよ、着物deバール。

いまのところ、毎月第2土曜(か日曜)に固定してやる予定です。

土曜の昼下がり、着物の話がしたくなったら、ふらーっと着物deバールに遊びにきてください。洋服でもオッケーです。気取らなくていいんです。肩の力を抜いて、ふらっと遊びにきてください。そこに居るのは、「お着物」じゃない、普段着着物が好きな仲間です。気楽に。気楽に。

ふらっと来て、仲良くなれる。それが、「バール」のいいところ。イタリア人が一日に何度もバールに寄って生活のリズムを作るように、着物deバールにきて、着物のリズムを作って下さいませ。

第1回開催については、近々発表します。
お待ちしてますよー。

なお、ルールについてはこちらを御確認ください。