野乃花 | なのなのははは

なのなのははは

なのなのははは・・・意味はね・・
 あのね・・・
   「ななか」と「ののか」と「はは」
   ななのなかにも、ははのなかにも
   光になった ののかは 一緒にいるんだよ!

  みんなにも 気づいてほしいね。。。光の想い
   

1 9 9 2 年 10 月 21 日 16 時 35 分
体重1940㌘ 頭囲 28.8㌢
8ヶ月(妊娠 31週)

長女 野乃花 誕生です。

産声も 聞こえたのか
聞こえなかったのか
わからないほど すぐに
小児科の先生に つれて行かれました。。


結婚して 4年…
3年 出来ないのは
不妊ということですね。と
生理が遅れて
もしかして…と 行った
産婦人科の先生に 言われました。。
その先生は、不妊治療もする先生
(結構…有名だったらしい)

そこから 半年くらいかな?
涙、涙の 不妊治療です。
内膜症ということで
通水検査…(T△T)
言葉にできないほど…痛かった

勿の論で!!
旦那さんも 朝一で 採って
私が 持っていったんだよ
(解る人には 解るのだ(~O~;))

若かったもので
行ったり行かなかったり
してるうち
自然妊娠 しただよ~!
(*^o^*) きゃは~♪

はじめての妊娠
はじめての妊婦さん

なにもかも 初めてのことで
れが 異常なことだとか
れが 普通じゃないなんて
わからなかった。(._.)
思いもしなかった。。(_ _。)

エコーで視るのは
妊娠初期と八ヶ月過ぎてから
それ以外は、体重とか
腹周りとか 体調とか
お腹の張り具合や尿検査
等など 調べるくらい

検診の度に…
お腹が張ってるね』と
張り止めの薬を貰って飲んでた。。

お腹が…張ってる?
いつも こんな感じだけど
何か 違うのかな?

6ヶ月、7ヶ月になってくると
パンパンにはった
水風船を 抱えている感じ…
少しの衝撃でも 破裂しそうで、
車に乗るのも ちよっと
怖かった。。

7ヶ月後半には
胃が圧迫されて
ほとんど ご飯は食べられない
なのに…少しでも 口にすると
トイレでもどしていた。。。

今なら 早い段階から
おかしい!!って
解るけど…
何もかもが 初めてのことで
どんなに 苦しくても、辛くても、
子供が 出来た 事 (*^.^*)
それが、嬉しくて
うれしくて…

がまん出来たよ。
くるしくなかったよ。
つらく 感じなかったよ。

8ヶ月の検診で
久しぶりの エコー
赤ちゃんの様子を見てるとき

突然、先生が
黙って 席を立った…
他の先生と エコーを 見ながら
何か 話をしている。。(・_・)
そして、
お話があるので、待っていて下さい。』

幸せいっぱいの 妊婦さんの中
隅っこに 座り
声を出さずに 泣いていた。
誰にも 見つからないように
気づかれないように
…涙が どんどん 溢れてきた


DSC_0697.JPG

この場で 入院というのを
翌日に 伸ばしてもらい
その日は 家に帰った。

真如苑のお友だちが
すぐに来てくれて
入院の用意 等など
してくれて…
私とこの子のために
出来る限りの事
取り組んでくれた。


検査のための入院
東京女子医大へ
紹介状を書いてもらい
翌週から そちらへ行く!
はずたった

退院の清算も
先生も 来ないまま…お昼
午後になって
先生から、このまま
女子医大に 搬送する。って

まだ、携帯もない時代
母と 旦那さんの会社へ連絡

母が 二時間かけて
飛んで来てくれた。。

二人で救急車にのって
立川から 新宿 女子医大へ


ずいぶん 長くなったけど
あと少し、書かせてくださいね。―


部屋がなくて
この日は 処置室で 一泊
そして、検査です。

この時、母と旦那さんは
子供はもちろん、私も 危険。
命があっても 寝たきりの生活になる。
覚悟を して下さい。
そう 云われたそうです。
母は すぐに私に伝えました。
みんなで 出来ることをしていく!!って
母は 強しだ!です。(^^)


女子医大って
TVで見るような
『院長先生の ご回診~』が、ある
そこで、担当医が 説明する
【妊娠中毒症、胎児水腫】
『切って 出さなきゃ ダメだな!』
院長先生の言葉…
患者のためではなく
後ろについている 研修医?への言葉

またまた…声を出さずに泣いた
お隣には 妊婦さんがいる

そして…夜中に
気持ち悪くなって もどした。
お隣さんが ナースコールをしてくれて

どうやら…
陣痛が 始まった。。らしい。。
処置室へ異動
翌朝、旦那さんと母にも
連絡がいき 飛んで来てくれた。
(どーやら 承諾書が 必要だったらしい)

微弱陣痛…

午前中、
羊水を 500㍉㍑くらい 抜くと
お腹が すごく楽になった。。
(あー こんなに楽なんだ…)
午後、夕方ちかくなって
少しずつ お産の準備が 始まる
看護師さんが 手術衣に着替え
先生方が ひとり、二人と
集まってくる。。
小児科の先生たちと研修医も
20人くらいの 人たちに
囲まれていた。。

陣痛促進剤
陣痛は くるのに
何度も くるのに
出てこれない。
頭も 見えているのに…
出てこれない。。
水風船のようで
捕まえられない…
この くりかえし

どーにも ならない中
先生が お腹を押して
子供を 押し出す
一度、二度、三度…
二人がかりで お腹を押して
やっと 出てこられた。。

予定より 早かったけど
自分で 産まれることを選んで
出てきてくれた。


DSC_0698.JPG

とりあえず…
私も 子供も
生きてる…(ノ_<。)

ありがとう

いろんなものに
いろんな人に

ありがとうございます。。


今日は、はじめて
ケーキを買って帰ろう(*^^*)