えーーーっ、これ7回目でしょ?

もう七日も経過したってこと?

ちょっと、カレンダー見せて見せて。

・・・いや、ほんまやわ。

 

今日を抜いたらGW3日しかない。

6日は仕事の予定であるものの、

休日気分を奪われる感覚は同じ。

なにもかも有限。

 

さて。

続き。

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何年ぶりかだろう??

遡っても覚えていない。

 

小さな一室に姉弟3人が揃った。

あまりにも珍しいので写真も撮った。

 

お姉ちゃんにはお父ちゃんが。

救急車で運ばれたタイミングで報告してた。

お母ちゃんとのW入院になったことから、

わざわざ東京から来てくれた。

 

今から姉弟が受けるのは主治医からの説明。

合わせて、今後の事を考えてくれる

ソーシャルワーカーさんも一緒で計5名。

誰が何を聞くかとか考えてなくて、

質問を思いついた人が聞いていく。

 

健全な社畜である弟はお父ちゃん似で

具体的な説明とか判断する行為は苦手分野。

「おねえちゃんらが、ええならそれでええ」

 

お姉ちゃんは、話に同意しながら会話するタイプ。

姉弟の中で一番友達が多いのは姉だと思う。

ママ友との付き合いを潜り抜けてる強さ、

あたしには無いパターンの会話ができる。

とはいえ、既に嫁いでおり全判断はぜず、

「あんたらがええなら、それでええ」

 

で、あたし。

姉弟三人に役割分担があるとするならば、

旗振りはあたしだと思ってる。

興味のない事は放置しているけれど、

方向性を決めたり進行役になるのはあたし。

別に、それが偉いとも思ってないし。

今回の入院や家の撤去そして葬儀に至るまで、

得手不得手をそれぞれカバーするしかなかった。

 

ご近所の顔や檀家関係を知ってるのは弟だったし、

お茶を入れて親戚対応してくれるのは姉だった。

あたし?いろいろ決めていったなぁ。

人が死ぬとね、的を射る作業がめっちゃあるの。

これしくったら3日後やんけっ!みたいな的当て。

これを繰り返してたから、テンション異常値やった。

 

あ。

全然話がそれちゃったじゃん。

そんなあたしらが主治医からの説明を受けた。

 

・いわるゆる脳内出血ですね

・寒さとかもありますからねぇ

・ほら、ここおおきく黒くなってるでしょ

・右脳なので左半分に後遺症が残りますね

・ここは救急的な病院なので落ち着いたら転院

・転院先はリハビリ施設があるところを探すよ

・転院するまでに胃瘻の穴あけ必要だね

 

あたしら3人、なーんも言わへん。

でも何か確認しておかないとトラブルにもなる。

あと姉弟で会話できるくらいの内容に

落とし込ませておかないと確認会話ができない。

 

んで、あたし聞いてみたの。

「この状態で80才の老人が

 リハビリってどうなんでしょう?」

寝たきり確定にしか見えなかったのもあるし、

50,60才なら動ける未来も考えやすいけれど、

リハビリの効果とか前向きに想像できなかった。

 

要約した回答としては。

どのような状態を望むのかは、ご家族です。

胃瘻をするも、穴をあけずに点滴していくも。

ただ、点滴は胃瘻より栄養度が低いです。

 

点滴では死ぬの早くなるってことか。

という部分を理解して説明部屋から出た。

 

人の生きる死ぬの選択って、難しい。

長く生きてほしいとは思うものの、

その環境が揃っているかどうか疑問だし、

あたしたちに看取っていく甲斐性があるか。

本人なら「延命なんて不要」と言いそう。

 

家族の総意で決める事柄。

あたしたち3人は考えあぐねる。

 

数日後、お母ちゃんに状況報告したら

「胃瘻はいらん、点滴でええ」

一発回答やった。

 

 

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