担当講師は伊良林鍼灸均整院-AFINA-の小柳弐魄(にはく)先生です。
前回は“東洋医学”の全体像を足早に駆け抜けました。
今回は、
東洋医学二千年の歴史の中で、
最大の謎とされてきた、
「経絡とは何か!?」についての講義です!
まずは、
あたらしくまとめられたテキストの内容についての解説から始まり、
読みあわせを進めました。
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経絡とは何か!?
均整法創始者の亀井進は、
そこに“重心”という視点を導入することで明解な解答を示し、
諸説紛々する二千年来の謎を喝破しました。
そして、
それは同時に身体均整法のなんたるかを解説してもいます。
ですからテキストも、
初期の資料からのものと、
亀井師範最後の講義録からのものとで編んでみました。
こうすることで、
亀井師範の一貫したブレない経絡への理解を伺うことができ、
その特殊性も浮彫にできるだろうと意図してあります。
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それから、
経絡のイメージを定着させるために、
白い手袋と靴下をはいて、
そこに経絡のラインを書き込む実習を行いました。
さらに、
経絡と関連椎骨がどう連動しているのかを実際に体験しました!
たとえば、
肺経であれば、
肺兪があってなおかつ捻れの椎骨でもあるT3へ刺激がとびますから、
親指の先を触るだけで首の回旋運動が改善するというような。
やればできるからと、
小柳先生はやってもみせてくれず、
みんな半信半疑でしたが、、、
なんと!!
ただ触れただけで本当に動作が改善しました!
(注:写真は大腸経、顎の開き具合で確認しました。)
ほらね、
達人でなくとも、
からくりを知ってるだけで、
こんな簡単にすごいマジックショーのような施術ができちゃうんだよ、
これなら飲み屋でもできるでしょ笑
…という、
均整法における経絡応用の感動を共有した本日でした!!
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