今日は自他動操縦法5回目の講義でした
担当講師は田川直樹先生です
今日の講義は
⚫︎臨床のお話
⚫︎開業についての話
⚫︎自分と相性の合うクライアントを獲得する方法
⚫︎クライアントの信用を獲得する方法
⚫︎腹部のコリポイント
⚫︎肝臓と横隔膜の関係
⚫︎腎下垂と腰痛の関係
⚫︎季節と臓器の関係
⚫︎胸椎D7~D12の自動操縦法
でした
まずは田川先生の開業した時の集客方法など、紹介して下さいました
田川先生は施術で行ったことをブログで毎週アップする作業を続け、なんと400記事もアップしているとのこと
(僕が勝手に数えましたが457記事ありましたすごい)
施術の様子をこれだけ挙げていることで、信用も生まれてきます
続いてお腹のコリが出来やすいポイントを実際に観察することに
そして、このコリが出来やすいポイントが自動操縦法を行うことでどう変化するかも観察していきました
授業では8つのポイントを紹介して下さいました
⚫︎胃の噴門:剣状突起よりななめ左上に2㎝のところ
⚫︎胃の幽門:臍と剣状突起の中間の少し右側
⚫︎ファーター乳頭:臍から3横指斜め右上(臍と乳頭あるいは臍と鎖骨の中心点を結んだ線上にある。)
⚫︎DJ連結:ファーター乳頭と同じ高さの反対側
⚫︎回盲弁:右ASISと臍を結んだ線のASIS側3分の1のところ
⚫︎腸間膜根:DJ連結と回盲弁を結んだところ
⚫︎横隔膜と肝臓の連結するところ
⚫︎腎臓:右腎は臍のすぐ上の高さ(ファーター乳頭の裏あたり)、左腎は肝臓がない分、右腎より1.5㎝ほど上の位置
※腎臓はコリが出るというよりも、腎臓が下垂してくるのでそれを上げる調整をすると良いそうです
(平成27年8月の支部だよりを一部改変して記載しました。)
先生が一人一人にポイントを伝えていきます
お腹の中の様子は目では確認でないので、解剖書をよく見てイメージできると、手の感覚とイメージがリンクしてはっきりとわかってきます
お腹の硬いポイントも確認できたので、自動法をやってみましょう
膝を曲げた仰向け姿勢をとり、息を吸いながら腕を伸ばし、さらに身体を捻る運動も加えています。
身体の前面に伸びをかけながら、胸椎8番に張力がかかるようにしています。
実はこれは尾骨の調整法にもなるそうです
尾骨が整うということは自律神経のバランスも調整されるので、寝る前にオススメの運動とのこと
尾骨の過敏などがあるクライアントには、セルフケアとして紹介すると良いですね
実際に自動法をやってみると、先ほど確認したお腹の過敏点が緩んでいるのがわかります
皆さまだいぶ形が決まってきました
下の脚は微調整的な役割で張力をとるのに使うと良いそうです
学生の指導に熱が入り、田川先生の口からついつい英語がポロリ
骨と骨で当たると痛いのでとのことです
今日で夏休み前の授業が終わりました
しっかり休んで後半の授業も頑張りましょう
Blog担当、小室知貴
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