「循環器系」を復習する!! | 整体の奥義を体系的に学べる学校ブログ!! 身体均整法学園。

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循環器系

1 血液を循環させるのは血管系、各組織に浸透したリンパを循環させるのはリンパ系である。(心臓)は血液を循環させるポンプである。

2  心臓から拍出された血液を運ぶのは動脈、各組織から心臓に戻る血液を流すのは静脈で、各組織では動脈と静脈の間に(毛細血管)がある。

3 、動脈および静脈の壁は、内膜・(中膜)・外膜の3層からなる。

4、毛細血管の壁は(内皮細胞)からなり、ここで血液と組織の間でガスや栄養のやりとりがある。

5、心臓と全身との間でからだの各組織を養うための循環を(体循環)、心臓と肺の間で静脈血を動脈血に変える循環を肺循環という。

6、血管どうしが通じ合うことを(吻合)という。(吻合)によって複数の血管が連絡する場合、側副循環路ができる。また、(吻合)を持たない動脈を終動脈という。

7心臓は縦隔内で(心嚢)におおわれた心膜腔に位置する。(心嚢)は線維性心膜と漿膜性心膜からなる。

8心臓の壁は心内膜・(心筋層)・心外膜の3層からなる。

9心臓は、静脈が注ぐ心房と血液を動脈へ拍出する(心室)からなり、その内腔は心房中隔・心室中隔で左右に分かれる。心房と心室の間には心室弁が、心室と動脈の間には動脈弁がある。

10心臓の収縮リズムを決定し伝達するのは、特殊心筋線維からなる(刺激伝導系)である。

11心臓を養う左右の(冠状動脈)は上行大動脈から起こる。

12大動脈の区分には(上行大動脈)・大動脈弓・胸大動脈・腹大動脈がある。

13体循環の多くの静脈は動脈の(伴行静脈)である。動脈と伴行しないのは、皮静脈・脳の静脈・門脈・奇静脈などである。

14胎児循環の特徴は、①胎児と胎盤との間を連絡する(胎盤循環)と、②心臓から肺循環に流れる途中で体循環へ流出するバイパス(卵円孔、動脈管)の存在である。

15リンパ系は(組織液)の回収系統である。各組織内で毛細リンパ管から始まり、合流しあってリンパ管、リンパ本幹に統合され静脈角に注ぐ。リンパ管の途中にはリンパ節がある

16下半身と腸のリンパ本幹は合流して(乳び槽)をつくり、そこから胸管が起始する

17胸管には下半身のほか左上半身のリンパも流入し、左の(静脈角)に注ぐ。右上半身のリンパは右リンパ本幹に集まって右の静脈角に注ぐ。

18膵臓は左上腹部にあり、実質の細網組織では古くなった(赤血球)が破壊される。

19胸腺では、骨髄などで生まれた(Tリンパ球前駆細胞)が成熟してTリンパ球となる。


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