2018年 5月19日(土)
「身体均整法総論 ③」講義
講師は、馬場深音先生です。
2017年6月に身体均整総論①②の講義からの続きです。
始めに、昨年の講義の復習からスタート!
手技療法の歴史的な御話し「あはき法」等々…から1960年(昭和35年)の最高裁の判決など…
「共通性⇔独自性」、「どんな心づもりで手を動かしているのか?」、「長所を生かし、短所をカバーして生きて行く!」
「歪んでいても均整」~各相関関係の説明等々…そうです!思い出して来ましたか?
均整法の「復刻版講義録」の中からも興味深いお話を抜粋して講義が進みました!
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更に、本日は各人調整施術のシミュレーションが行われました!
「問診から観察・設計・調整・確認」を、一人づつ皆の前で「受者役」と「整者役」になりシミュレーションです!
基本3手技で、調整をしてみましょう! (必要ならさらに3手技追加します。)
どの様に見立てて、どの手技で調整しますか…整者役は説明しながら行います!
見ている他の方々は、行われている調整法の別法を考察しながら見学です!
始めに…馬場先生がデモ的に施術を披露して下さいました。
問診~体型観察~動きの観察~調整施術~確認…説明
先ず一組目です。
聞取りです…「本日の体調は?」…「気になる処はありますか?」
「え~と、肩こり、胃痛…心臓が時々痛いときが…呼吸が浅い気が…右足首に痛みが…」
この組は、聞取りしながら、体型観察…(・_・D フムフム
特に気になる処がないです!とか、逆に数多く訴える方も!どこに着目するか悩みます…
そして、身体の動きの確認です。
幾つかの動作をしてもらいながら…痛みが出ますか?等々観察が続きます。
総合して、体型を決めました! 左右型で調整します!
更に寝た状態でも確認します。 立位の時と違いが出たりしますか?
こっ…骨盤の状態が…立位の時の観察と違いが?
体型が複合的に混じっている事も良くあります…なので始めに一番気になる体型から調整しましょう!
結果…回旋型(泌尿器型)へ変更しました。
受者が悩んでいる様子の時は、馬場先生のアドバイスも!
主訴を中心に、どの調整法を用いるか…内臓からアプローチ?筋肉?骨格?、経絡を使う?
反射や相関関係を用いて調整するか?
足先の向きは? 骨盤傾きや、股関節などの観察指標にも…などアドレス
手技が多くて…脳がフル回転! ガンバレ~!
経絡を使い…調整
足首の動きも確認して…
骨盤の傾きが…こうだから…え~っと!
股関節の調整もしました。
12種体型で調整
頸椎の観察
そして最後に体型の確認…動作もしてもらい…
動きの悪い箇所が改善されたか?痛みは軽減されたか?
受者へ確認です。
この後みんなで…この別法もありますね! これはどうでしょうか?…等のディスカッションです!
次回へ「身体均整総論 ④ 」へと続きます!
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