救急操縦法(4)、田川 直樹先生
夜間クラスは新年最初の講義になります
よろしくお願い致します
お正月休み明けにピッタリ(?)な消化器系の不調に対する救急法を学びましょう!!
均整法は手技の多さが魅力でもあり、学ぶのが大変なところでもあります
そんな時、背中が地図だと思ってみると1つ1つの手技の意味がわかりやすいかもしれません
頚椎1〜3番 副交感神経
頚椎4〜5番 交感神経
頚椎6〜7番 副交感神経
胸椎1〜12番 交感神経
腰椎1〜5番 副交感神経
仙椎1〜3番 副交感神経
仙椎4〜5番・尾椎 交感神経
文字で書いてみると地図には見えませんが…
背中を前にした時に意識してみるといかがでしょうか?
ちなみに、イラストだとこんな感じになります
では、お腹の不快感(腹部膨満)について
胸椎11番は交感神経ゾーンです
ここに抑制的な刺激をいれることで、緊張している交感神経を沈めます
確認ポイントは腰椎2番に動きがついてきているかどうか!
すると腸のブレーキが解除され、お腹の不快感も取れてくるという流れになります
後半は食中毒について◎
胃経の内庭と、その裏側あたりにある裏内庭というツボを使っていきます
裏内庭は食中毒の特効穴だそうです
調整写真が撮れなかったのですが
この2つのツボを座位でフワリと圧定するだけ!
やさしい刺激で身体の捻れ、回旋型の調整にもなりますので是非お試しください
胸鎖乳突筋にストレッチをかけるように、座位でも受者の前側から調整することもできます
仰向けの姿勢を取るのが難しい方にも応用できますね!!
本日も先生の臨床応用が合間にたくさん見られました
クライアントは、施術を受ける体力も必要とされています
ですから、必ずしも長くやることがサービスには繋がらず、良い調整をサッと仕上げた方が結果的に身体が良くなる体力を残すことに繋がる、というお話が印象的でした
最後までお読み頂き、ありがとうございます
本年もよろしくお願い致します
長谷川 茉由(マツリカ身体均整院)
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