運動系の原理(10)、小室 知貴先生
よろしくお願い致します
調整をするにあたって、施術はもちろんですが
身体について、どれだけ聴き取りができるか
も、とても重要なポイントになってきます
まずは、主訴が何なのか!
どんな不調・痛み・辛さを改善したいのか、シッカリと確認しておきます
そして、その後にどうやって話を深めていけば良いのか……
一般的には、『5W1H』と言われています。
「聞いたことがある!」という方もいらっしゃるかもしれません
・(When) いつから?
・(Where) どこで?
・(Why) どうして?
・(Who) だれが?
・(How) どのように?
「いつから?」というのは急性的なのか慢性的なのかが分かる、大切な質問でもあります
そして、「どのように?」は転んだのであればどのような転び方をしたのか、その体勢から痛めた部分や衝撃が残った部位を予測することもできます
(4つめの「だれが?」はあまり使わないかもしれません…)
お客様は施術前の限られた時間で、今まで自分の身体に起こったことをすべて書いたり、思い出して伝えたりすることは難しいです
聴き取りにプラスして、施術しながら確認できるポイントも抑えておきましょう
例えば、触って観察した時に、聴き取った情報と整合性がつかなければ、思い当たることを質問してみます
丁寧な聴き取りをすることで、信頼関係にも繋がりますね
さらには、医療機関の受診を勧めるべきかどうかの判断ポイントにもなりますね
まだの方は、小室先生が担当されるリスクマネジメントのセミナー情報もご覧くださいませ
後半は椎骨に対して、ひたすら刺激練習をしていきました
卒業までに背骨を整えられるようになってほしい、という先生の計らいです
椎骨を平衡性→可動性→強弱性の順番で整えていきます
どんどん自信をつけながら、手を動かしていきましょう
本日もお疲れ様でした…
長谷川 茉由(マツリカ身体均整院)
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