手技が上手になるということは、型に当てはめて
・この場合は、こうする
・こんな場合は、こうする
だけを覚えるのではなく、
「習ったことを発展させていくということが、上手になるということですよ」
「それにはやはり、触り慣れるということが大事ですね」
というお話がありました
知らないうちに積み上げてきているのものを活かしながら、発展していきましょうね
では前回の続き、胸椎の調整を復習しながら、ブラッシュアップしていきましょう
まずは、胸椎の棘突起が凸している場合
ちなみに人間の構造的に、頭の重みも関係して胸椎1番は硬さや変位が一番起こりやすい椎骨ですよ
一つ下の椎骨の横突起からついてますので、棘突起の同一水平位を探っていきます
起立筋が横突起をおおっていますので、起立筋の下に潜るようなイメージです
横突起の内側の縁を捉えるようにね
一人ひとり、先生が触ってくださいました
これに対して、神経の過敏(興奮)を抑制する場合◎
(棘突起が凹している時)
脊髄神経の前枝に刺激をいれるべく、肋間を狙います
具体的には
・肋横関節下縁
・下関節突起外縁
となります
最後に腰椎の復習もしました
肋骨突起・内側横突間筋を緩め、腸腰靭帯を伸ばす操作
腰が整っていると、頸椎部や胸椎部の調整も長持ちします
そして腰の状態をいち早く観察できることが、スムーズな調整の手助けにもなりますね
来週は、お顔の調整にもはいれそうです
長谷川 茉由(マツリカ身体均整院)
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